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TOKAIホールディングス---1Q営業利益17.1%増、各利益ともに過去最高を更新

注目トピックス 日本株
TOKAIホールディングス<3167>は30日、2020年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.5%減の451.13億円、営業利益は同17.1%増の37.83億円、経常利益は同14.3%増の38.30億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同9.2%増の24.45億円となった。各利益については3期連続で増益となり過去最高を更新した。

当年度末における継続取引顧客件数は、前年度末から9千件増の3,012千件、TLC会員サービスの会員数は同22千件増の917千件となった。

エネルギーセグメントの売上高は前年同期比5.1%減の176.34億円、営業利益は同47.4%増の13.12億円となった。LPガス事業については、需要家件数は5千件増加し、657千件となったが、仕入価格に連動した販売価格の低下等により、売上高は147.96億円(前年同期比4.2%減)となった。都市ガス事業については、需要家件数は前年度並みの61千件となったが、同じく原料費調整制度による販売価格の低下等により、売上高は28.37億円(同9.4%減)となった。

建築設備不動産セグメントの売上高は同1.1%増の38.19億円、営業利益は同10.4%増の0.82億円となった。前年度より連結子会社となった日産工業が業績に寄与した。

CATVセグメントの売上高は同6.3%増の82.26億円、営業利益は同6.4%増の12.46億円となった。コロナ禍においても地域の事業者として、慎重かつ着実に営業活動を持続させ、放送サービスの顧客件数は前年度末から2千件増加し864千件、通信サービスの顧客件数は前年度末から5千件増加し297千件となった。

情報通信セグメントの売上高は同1.1%減の126.50億円、営業利益は同13.3%減の7.97億円となった。コンシューマー向け事業は、大手通信キャリアへの対抗やコロナ禍における通信サービスの需要の高まりを背景に、MVNOサービス「LIBMO」に新たに大容量30GBプランを投入するなど、光コラボとのセットプランの充実や販路の拡大に積極的に取り組み、顧客獲得に繋げた。その結果、前年度末並みの760千件(うちISP顧客は2千件減少し711千件、うちLIBMO顧客は2千件増加し50千件)となった。以上により、売上高は65.86億円(同9.7%減)となった。 法人向け事業は、既存のクラウドサービスの進捗に加え、在宅テレワークの需要を取り込み、ストックビジネスの拡大につなげた。以上により、売上高は60.63億円(同10.2%増)となった。




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