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ソフトブレーン---2Qは売上高が45.11億円、システム開発事業が堅調に推移

注目トピックス 日本株
ソフトブレーン<4779>は30日、2020年12月期第2四半期(20年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.0%減の45.11億円、営業利益が同63.6%減の2.11億円、経常利益が同63.6%減の2.12億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同70.2%減の1.12億円となった。

営業イノベーション事業の売上高は前年同期比7.1%減の23.78億円、セグメント利益は同69.0%減の1.26億円となった。働き方改革への取り組み等を背景に、企業の生産性向上や営業活動効率化を目的としたCRM/SFAソフトウェアへの投資需要は引き続き高い状態にあるものの、先行き不透明な景況感の中で投資判断には慎重さが見られた影響により、主力商品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャー」の販売は特に緊急事態宣言発出後は低調に推移した。教育・コンサルティングサービスも、集合研修やセミナー等の開催の延期・取り止め等が発生した。

フィールドマーケティング事業の売上高は前年同期比8.3%減の18.31億円、セグメント利益は同54.7%減の0.89億円となった。主力サービスである定期フィールドビジネスや人材派遣ビジネスにおいて、緊急事態宣言発出中は多くの顧客が活動を自粛したため売上は伸び悩んだ。緊急事態宣言解除後は顧客も徐々に活動を再開しており、それに伴い売上も一定程度は回復したが、結果として減収となった。

システム開発事業の売上高は前年同期比22.2%増の2.37億円、セグメント利益は同97.6%増の0.09億円となった。緊急事態宣言の影響によりテレワーク下での活動となったが大きな影響はなく増収となった。費用面は、引き続きプロジェクト管理の徹底による収益性の改善に努めた。

出版事業の売上高は前年同期比35.0%減の0.64億円、セグメント損失は0.14億円(前年同期は0.30億円の損失)となった。緊急事態宣言の影響により顧客が活動を自粛したこと等により売上は伸び悩んだ。費用面はコスト管理徹底により改善を図った。

2020年12月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルスによる事業活動への影響が見込まれ、現時点では業績予想の算定は困難であることから未定とし、業績予想の算定が可能となった時点で改めて公表するとしている。





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