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CREロジスティクスファンド投資法人---20年6月期2ケタ増収増益、ポートフォリオ全体の稼働率100.0%と良好

注目トピックス 日本株
CREロジスティクスファンド投資法人<3487>は17日、2020年6月期(2020年1月-6月)決算(REIT)を発表した。営業収益は前期比28.5%増の20.30億円、営業利益が同39.0%増の11.51億円、経常利益が同41.2%増の9.70億円、当期純利益が同41.3%増の9.69億円となった。投資口1口当たりの分配金は2,792円、利益超過分配金は294円となり合計3,086円の分配金となった。

2020年6月期においては、4物件(ロジスクエア草加、ロジスクエア八潮、ロジスクエア瑞穂A及びロジスクエア瑞穂B)、取得価格合計195.60億円を追加取得し、当期末時点で同投資法人が保有する資産は13物件、取得価格総額736.75億円となっている。

物流事業に係る事業環境は、サプライ・チェーン・マネジメントの高度化や通信販売・電子商取引の拡大とそれらに伴う宅配取扱個数の増加、3PL(サードパーティロジスティクス)事業者の利用の拡大等を背景として、物流不動産に対する需要は強く、今後も増加すると見込まれる。加えて、市場の拡大に伴い物流不動産の利用者のすそ野が広がっており、大規模な物流不動産だけではなく、高いスペックを有しつつ、多様な施設機能や規模を有する物流不動産への需要も高まっており、更には昨今の人手不足の観点から庫内作業を請け負う人員の確保が困難となっていることから、雇用が容易な立地に存する物流不動産への需要が特に高まっている。新型コロナウイルス感染症の拡大により、企業業績が悪化することに留意する必要はあるが、通信販売・電子商取引の更なる拡大や、荷主企業による「サプライ・チェーンの寸断等の不測の事態に備えた在庫量の積み増し」が起きることに伴い、物流不動産の賃貸市場は今後も堅調に推移するものとしている。このような状況下、同投資法人は、保有13物件について、シーアールイーと連携し、適切な管理運営のもと着実に運用を行っており、当期末時点のポートフォリオ全体の稼働率は100.0%と良好な稼働状況を維持している。

2020年12月期の運用状況の予想については、主に2020年7月に取得した3物件の効果により営業収益が前期比27.5%増の25.89億円、営業利益が同31.4%増の15.13億円、経常利益が同32.9%増の12.89億円、当期純利益が同32.9%増の12.88億円を見込んでいる。また、1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)は3,297円としている。




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