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平山 Research Memo(7):有利子負債の削減進み、財務体質はやや改善

注目トピックス 日本株
■業績動向

3. 財務状況と経営指標
平山ホールディングス<7781>の2020年6月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比333百万円減少の7,372百万円となった。流動資産では現金及び預金が77百万円減少したほか、受取手形及び売掛金が73百万円減少した。固定資産では投資その他の資産が105百万円増加したものの、のれんの償却及び減損処理により無形固定資産が307百万円減少した。

負債合計は前期末比449百万円減少の4,485百万円となった。未払法人税等が83百万円、未払消費税等が162百万円それぞれ増加した一方で、有利子負債が349百万円減少したほか、未払金が216百万円、預り金が252百万円それぞれ減少した。また、純資産合計は前期末比116百万円増加の2,887百万円となった。利益剰余金が189百万円増加し、自己株式が77百万円増加(減少要因)した。

経営指標について見ると、財務の健全性を表す自己資本比率は前期末の35.7%から38.9%に上昇し、有利子負債比率が43.8%から29.8%に低下するなど、財務体質はやや改善した。積極的なM&Aを実施したことで一時的に有利子負債が膨らんだが、収益の増加によって削減が進んでいる。ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)も2,658百万円と、2年前の水準に回復しており、財務面での健全性は維持されているものと判断される。一方、収益性指標については親会社株主に帰属する当期純利益が減益となったことにより、ROEが前期の13.8%から10.5%に低下したが、ROAは3.5%から5.3%に、営業利益率は1.0%から1.7%にそれぞれ上昇している。ただ、営業利益率の水準に関しては依然低水準であり、今後の経営課題となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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