大幸薬品 Research Memo(3):年内に新工場を稼働させ、「クレベリン 置き型」の生産能力を約10倍に増強
[20/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■トピックス
大幸薬品<4574>は、需要が拡大する「クレベリン 置き型」の生産能力を2020年12月までに前年同期比で約10倍にする計画である。2020年秋以降は、新型コロナウイルス感染症の第二波、第三波、さらにはインフルエンザの流行の可能性があるなか、消費者の衛生管理意識が高まっており、「クレベリン」のさらなる需要拡大が予測される。一方で、2020年6月に主力の京都工場の生産体制を見直し、前年同期比で約3倍の生産能力を実現したものの、品薄状況が一部で続いていた。新工場の立地は、大阪府茨木市。既存の物件を改装することにより早期の稼働開始を目指す。また、最新鋭の自動化設備を導入することにより、生産に伴う単位あたり人件費の低減も見込まれる。設備投資額は約20億円を計画。新工場が稼働すれば、現状の品薄状態を解消するとともに、業務用市場や海外市場への拡大にもはずみがつくことになる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<NB>
大幸薬品<4574>は、需要が拡大する「クレベリン 置き型」の生産能力を2020年12月までに前年同期比で約10倍にする計画である。2020年秋以降は、新型コロナウイルス感染症の第二波、第三波、さらにはインフルエンザの流行の可能性があるなか、消費者の衛生管理意識が高まっており、「クレベリン」のさらなる需要拡大が予測される。一方で、2020年6月に主力の京都工場の生産体制を見直し、前年同期比で約3倍の生産能力を実現したものの、品薄状況が一部で続いていた。新工場の立地は、大阪府茨木市。既存の物件を改装することにより早期の稼働開始を目指す。また、最新鋭の自動化設備を導入することにより、生産に伴う単位あたり人件費の低減も見込まれる。設備投資額は約20億円を計画。新工場が稼働すれば、現状の品薄状態を解消するとともに、業務用市場や海外市場への拡大にもはずみがつくことになる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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