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鉄人化計画---20年8月期は減収なるも、21年8月期は概ね回復という想定のもと計画を策定

注目トピックス 日本株
鉄人化計画<2404>は15日、2020年8月期連結決算を発表した。売上高は前期比22.8%減の55.32億円、営業損失は8.15億円(前期は2.03億円の利益)、経常損失は8.43億円(同1.60億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失は15.80億円(同1.68億円の利益)となった。

カラオケ・飲食事業の売上高は前期比25.0%減の51.97億円、セグメント損失は1.00億円(前期は9.96億円の利益)となった。顧客・店舗スタッフの安全、新型コロナウイルス感染拡大防止を第一に考え、自治体の要請等に従って利用制限・営業時間の短縮などを行うとともに、感染予防を徹底した店舗運営に取り組んだ。また、新たなルームサービスとしてプロ野球球団・eスポーツ団体とのコラボ企画やテレワークパスポート販売の提供などを行った。店舗損益管理は、消耗品など経費支出の削減や店舗賃料の減額交渉を行う等あらゆるコストを見直し、投資は大幅に抑制した。飲食事業は、2020年4月よりラーメン事業を開始した。

メディア・コンテンツ企画事業の売上高は前期比11.5%減の1.28億円、セグメント利益は同7.6%減の1.01億円となった。「カラオケの鉄人モバイル」サイトを中心に主にフィーチャーフォン向けのサービス運営を行っているが、スマートフォンへの切り替えが進み、減収・減益となっている。

その他の売上高は前期比124.9%増の2.06億円、セグメント利益は同143.0%増の0.17億円となった。2019年12月より美容事業を開始したこと等により増収増益となっている。

2021年8月期通期の連結業績予想については、現時点において、新型コロナウイルス感染拡大が同社グループの事業活動に与える影響を合理的に算定することが困難なため未定としている。今後開示が可能になった時点で速やかに公表するとしている。なお、2020年10月15日現在で取引金融機関との協議が整い、長期資金の安定化と短期資金の流動性が確保されたとのこと。





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