Shinwa Research Memo(5):新たな柱としてコンテンポラリーアートへのシフトに注力
[20/10/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■成長戦略
Shinwa Wise Holdings<2437>では、これまで「日本近代美術再生プロジェクト」と銘打ち、日本の近代美術の再評価と価値付けによる市場の再興に取り組んできた。ただ、ここ数年の近代美術の相場低迷などを受け、本プロジェクトの進展が見られないなかで、近代美術以外の新たな柱となり得るコンテンポラリーアート(戦後美術を含む)へのシフトにも注力していく方向性を打ち出している。具体的には、新たに「資産形成アート投資サロン」を立ち上げ、数多くの幅広いコレクターを呼び込み、市場活性化につなげると同時に、コロナ禍の影響を受けにくい事業の開発にも取り組んでいく。特に、インターネットからのオークション参加やオンラインオークションの立ち上げ、安全に換金・コレクションできるプラットフォームの提供により、遠隔からの参加も可能とし、日本からだけでなくアジアを巻き込みながら事業拡大を図っていく構想を描いている。また、オークション事業から派生した「資産防衛ダイヤモンド事業」についても、コロナ禍に伴う各国の金融緩和政策から生じるインフレ懸念により需要が急拡大しており、引き続き、注力分野として売上げの増大を目指していく考えである。一方、「エネルギー関連事業」については、収束を迎えた太陽光発電施設販売事業に替わって、マレーシアにおけるPKS事業に軸足を移し、国内のバイオマス発電所の完工ラッシュが始まる2021年から2023年に向けて本格的な収益化を図っていく計画である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<NB>
Shinwa Wise Holdings<2437>では、これまで「日本近代美術再生プロジェクト」と銘打ち、日本の近代美術の再評価と価値付けによる市場の再興に取り組んできた。ただ、ここ数年の近代美術の相場低迷などを受け、本プロジェクトの進展が見られないなかで、近代美術以外の新たな柱となり得るコンテンポラリーアート(戦後美術を含む)へのシフトにも注力していく方向性を打ち出している。具体的には、新たに「資産形成アート投資サロン」を立ち上げ、数多くの幅広いコレクターを呼び込み、市場活性化につなげると同時に、コロナ禍の影響を受けにくい事業の開発にも取り組んでいく。特に、インターネットからのオークション参加やオンラインオークションの立ち上げ、安全に換金・コレクションできるプラットフォームの提供により、遠隔からの参加も可能とし、日本からだけでなくアジアを巻き込みながら事業拡大を図っていく構想を描いている。また、オークション事業から派生した「資産防衛ダイヤモンド事業」についても、コロナ禍に伴う各国の金融緩和政策から生じるインフレ懸念により需要が急拡大しており、引き続き、注力分野として売上げの増大を目指していく考えである。一方、「エネルギー関連事業」については、収束を迎えた太陽光発電施設販売事業に替わって、マレーシアにおけるPKS事業に軸足を移し、国内のバイオマス発電所の完工ラッシュが始まる2021年から2023年に向けて本格的な収益化を図っていく計画である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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