ピアラ Research Memo(8):2020年12月期業績は期初計画を据え置くも、2ケタ増収増益となる見通し
[20/10/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の展開
3. 2020年12月期業績見通し
ピアラ<7044>の2020年12月期の業績は売上高で前期比17.0%増の15,865百万円、営業利益で同30.1%増の531百万円、経常利益で同27.5%増の518百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同12.9%増の351百万円と期初計画を据え置いた。コロナ禍の経済に与える影響が不透明なことや新規事業の動向など不確定要素もあるためだ。第2四半期までの通期計画に対する進捗率は売上高で46.3%、営業利益で41.8%となっているが、同社の業績は季節要因によりやや下期偏重型であること、営業利益に関しては期初計画を上回る進捗となっていること、足元の状況は引き続きKPI保証サービスが順調に推移していることなどから、利益ベースでは会社計画を達成できるものと弊社では見ている。
第3四半期以降もイベントプロモーションの需要は停滞する見込みだが、第2四半期に広告出稿を停止していた主要顧客の1社が出稿を再開していること、エンターテイメント領域におけるD2C支援事業や「PIALA PAY」を活用した案件の売上貢献が第4四半期頃から見込まれることなどがプラス要因となる。また、新規事業についても1〜2つ程度、2020年12月期中に発表できるよう準備を進めているようで、その内容も注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
3. 2020年12月期業績見通し
ピアラ<7044>の2020年12月期の業績は売上高で前期比17.0%増の15,865百万円、営業利益で同30.1%増の531百万円、経常利益で同27.5%増の518百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同12.9%増の351百万円と期初計画を据え置いた。コロナ禍の経済に与える影響が不透明なことや新規事業の動向など不確定要素もあるためだ。第2四半期までの通期計画に対する進捗率は売上高で46.3%、営業利益で41.8%となっているが、同社の業績は季節要因によりやや下期偏重型であること、営業利益に関しては期初計画を上回る進捗となっていること、足元の状況は引き続きKPI保証サービスが順調に推移していることなどから、利益ベースでは会社計画を達成できるものと弊社では見ている。
第3四半期以降もイベントプロモーションの需要は停滞する見込みだが、第2四半期に広告出稿を停止していた主要顧客の1社が出稿を再開していること、エンターテイメント領域におけるD2C支援事業や「PIALA PAY」を活用した案件の売上貢献が第4四半期頃から見込まれることなどがプラス要因となる。また、新規事業についても1〜2つ程度、2020年12月期中に発表できるよう準備を進めているようで、その内容も注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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