ナガイレーベ Research Memo(6):財務内容は堅固、現金及び預金は25,646百万円、自己資本比率89.3%
[20/10/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
2. 財務状況
ナガイレーベン<7447>の財務状況は引き続き安定している。2020年8月期末の資産合計は44,931百万円となり、前期末比650百万円増加した。流動資産は35,936百万円となり同882百万円増加したが、主な要因は現金及び預金の増加489百万円、受取手形及び売掛金の増加186百万円、たな卸資産の増加151百万円などによる。一方で、固定資産は8,995百万円となり同231百万円減少したが、主な要因は減価償却費等による有形固定資産の減少195百万円による。
負債合計は4,810百万円となり前期末比251百万円増加した。主な要因は支払手形及び買掛金の増加140百万円、未払法人税等の増加42百万円などによる。純資産合計は40,121百万円となり同399百万円増加したが、主な増加要因は親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,478百万円、減少要因は自己株式の取得1,024百万円などによる。この結果、2020年8月期末の自己資本比率は、前期末比0.4ポイント下落して89.3%となった。
3. キャッシュ・フローの状況
2020年8月期の営業活動によるキャッシュ・フローは3,634百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前当期純利益の計上5,030百万円、減価償却費334百万円、仕入債務の増加140百万円などで、主な支出は売上債権の増加218百万円、たな卸資産の増加151百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは575百万円の収入であったが、主な収入は定期預金の増加(ネット)700百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは3,026百万円の支出であったが、主に配当金の支払額1,994百万円、自己株式の取得による支出1,031百万円であった。この結果、期間中の現金及び現金同等物は1,189百万円の増加となり、現金及び現金同等物の期末残高は6,446百万円となった。有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を5,920百万円(5,376,686株)保有していることから、手元のネット・キャッシュは依然として潤沢である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2. 財務状況
ナガイレーベン<7447>の財務状況は引き続き安定している。2020年8月期末の資産合計は44,931百万円となり、前期末比650百万円増加した。流動資産は35,936百万円となり同882百万円増加したが、主な要因は現金及び預金の増加489百万円、受取手形及び売掛金の増加186百万円、たな卸資産の増加151百万円などによる。一方で、固定資産は8,995百万円となり同231百万円減少したが、主な要因は減価償却費等による有形固定資産の減少195百万円による。
負債合計は4,810百万円となり前期末比251百万円増加した。主な要因は支払手形及び買掛金の増加140百万円、未払法人税等の増加42百万円などによる。純資産合計は40,121百万円となり同399百万円増加したが、主な増加要因は親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,478百万円、減少要因は自己株式の取得1,024百万円などによる。この結果、2020年8月期末の自己資本比率は、前期末比0.4ポイント下落して89.3%となった。
3. キャッシュ・フローの状況
2020年8月期の営業活動によるキャッシュ・フローは3,634百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前当期純利益の計上5,030百万円、減価償却費334百万円、仕入債務の増加140百万円などで、主な支出は売上債権の増加218百万円、たな卸資産の増加151百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは575百万円の収入であったが、主な収入は定期預金の増加(ネット)700百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは3,026百万円の支出であったが、主に配当金の支払額1,994百万円、自己株式の取得による支出1,031百万円であった。この結果、期間中の現金及び現金同等物は1,189百万円の増加となり、現金及び現金同等物の期末残高は6,446百万円となった。有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を5,920百万円(5,376,686株)保有していることから、手元のネット・キャッシュは依然として潤沢である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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