新興市場銘柄ダイジェスト:極東産機は一時ストップ高、ビジョナリーホールデが大幅高
[20/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
<6233> 極東産機 501 +36
一時ストップ高。20年9月期の営業利益を従来予想の0.61億円から1.20億円(前期実績2.48億円)に上方修正している。中小企業庁のものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金の申請採択者向けにコンピュータ式畳製造装置を順調に販売したほか、自動壁紙糊付機の販売台数も予想を上回るなどオリジナル製品が好調だった。同社は8月11日に業績を下方修正しており、今回の上方修正を受けて買い戻しが入っているとみられる。
<6838> 多摩川HD 2397 +118
大幅に反発。電子・通信用機器製造開発を手掛ける台湾のTMY Technology Inc.に出資すると発表している。出資額は999万9976台湾ドル(約0.36億円)で、払込期日は30日。同社は次世代通信規格「5G」に利用されるミリ波に関わる計測・検査装置やアンテナなどの設計・開発技術を有しており、世界の基地局へ競争力のあるモジュール製品を提供しているという。出資により、5G関連市場で事業開発の強化を図る。
<6027> 弁護士コム 13730 +740
大幅に5日ぶり反発。21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業利益を前年同期比58.2%減の1.08億円と発表している。ただ、第1四半期(同95.9%減の0.07億円)と比べて大きく改善しており、買い材料視されている。9月の月間サイト訪問者数や有料会員数が減少したものの、第2四半期末時点の会員登録弁護士数や有料会員登録弁護士数が増加した。通期の営業利益予想は非開示。
<3423> エスイー 272 -9
大幅に反落。21年3月期の営業利益を従来予想の7.28億円から6.90億円(前期実績10.64億円)に下方修正している。新型コロナウイルス感染拡大で海外物件の受注が減少した。国内の建築用資材の製造・販売事業での一部需要低迷も利益を圧迫する見通し。また、投資有価証券評価損1.42億円を特別損失として計上することから、純利益予想も4.00億円から2.28億円(同2.70億円)に引き下げた。
<9263> ビジョナリーホールデ 342 +24
大幅高。21年4月期第1四半期(20年5-7月)の営業損益を1.60億円の黒字(前年同期実績0.99億円の赤字)と発表している。収益力増強のため店舗展開を見直した結果、小売事業が伸長した。卸売事業やEC事業も順調に推移し、黒字転換に貢献した。通期予想は0.20億円の黒字(前期実績は2.12億円の赤字)で据え置いた。第1四半期の好調なスタートが評価され、買いが入っているようだ。
<2176> イナリサーチ 727 +26
大幅に3日続伸。21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業損益を従来予想の0.91億円の赤字から0.90億円の黒字(前年同期実績0.43億円の赤字)に上方修正している。新型コロナウイルスの影響でずれ込んでいた受託試験事業の案件を売上計上できたため。施設稼働率が高水準で推移し、当初想定より原価が改善したことも損益改善に寄与する見込み。通期予想は前期比23.7%増の0.76億円の黒字で据え置いた。
<ST>
一時ストップ高。20年9月期の営業利益を従来予想の0.61億円から1.20億円(前期実績2.48億円)に上方修正している。中小企業庁のものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金の申請採択者向けにコンピュータ式畳製造装置を順調に販売したほか、自動壁紙糊付機の販売台数も予想を上回るなどオリジナル製品が好調だった。同社は8月11日に業績を下方修正しており、今回の上方修正を受けて買い戻しが入っているとみられる。
<6838> 多摩川HD 2397 +118
大幅に反発。電子・通信用機器製造開発を手掛ける台湾のTMY Technology Inc.に出資すると発表している。出資額は999万9976台湾ドル(約0.36億円)で、払込期日は30日。同社は次世代通信規格「5G」に利用されるミリ波に関わる計測・検査装置やアンテナなどの設計・開発技術を有しており、世界の基地局へ競争力のあるモジュール製品を提供しているという。出資により、5G関連市場で事業開発の強化を図る。
<6027> 弁護士コム 13730 +740
大幅に5日ぶり反発。21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業利益を前年同期比58.2%減の1.08億円と発表している。ただ、第1四半期(同95.9%減の0.07億円)と比べて大きく改善しており、買い材料視されている。9月の月間サイト訪問者数や有料会員数が減少したものの、第2四半期末時点の会員登録弁護士数や有料会員登録弁護士数が増加した。通期の営業利益予想は非開示。
<3423> エスイー 272 -9
大幅に反落。21年3月期の営業利益を従来予想の7.28億円から6.90億円(前期実績10.64億円)に下方修正している。新型コロナウイルス感染拡大で海外物件の受注が減少した。国内の建築用資材の製造・販売事業での一部需要低迷も利益を圧迫する見通し。また、投資有価証券評価損1.42億円を特別損失として計上することから、純利益予想も4.00億円から2.28億円(同2.70億円)に引き下げた。
<9263> ビジョナリーホールデ 342 +24
大幅高。21年4月期第1四半期(20年5-7月)の営業損益を1.60億円の黒字(前年同期実績0.99億円の赤字)と発表している。収益力増強のため店舗展開を見直した結果、小売事業が伸長した。卸売事業やEC事業も順調に推移し、黒字転換に貢献した。通期予想は0.20億円の黒字(前期実績は2.12億円の赤字)で据え置いた。第1四半期の好調なスタートが評価され、買いが入っているようだ。
<2176> イナリサーチ 727 +26
大幅に3日続伸。21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業損益を従来予想の0.91億円の赤字から0.90億円の黒字(前年同期実績0.43億円の赤字)に上方修正している。新型コロナウイルスの影響でずれ込んでいた受託試験事業の案件を売上計上できたため。施設稼働率が高水準で推移し、当初想定より原価が改善したことも損益改善に寄与する見込み。通期予想は前期比23.7%増の0.76億円の黒字で据え置いた。
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