ジャストプラ Research Memo(5):無借金経営で自己資本比率は90%超と好財務体質を維持
[20/10/28]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■ジャストプランニング<4287>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2021年1月期第2四半期末の総資産は前期末比116百万円減少の3,320百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は現金及び預金が9百万円増加し、売掛金が11百万円減少した。固定資産では有形固定資産が40百万円減少したほか、ソフトウェア等の無形固定資産が26百万円減少、貸倒引当金が47百万円増加(減少要因)した。なお、長期貸付金として計上している297百万円は元社長に対する損賠賠償金にかかるものとなっており、準金銭消費貸借契約の締結により同社株式368,400株と一部財産について担保権を設定している。
負債合計は前期末比29百万円減少の254百万円となった。買掛金が17百万円減少したこと等による。また、純資産合計は同86百万円減少の3,066百万円となった。配当金の支払に伴い利益剰余金が89百万円減少したことが主因となっている。
経営指標について見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は92.2%と引き続き高水準を維持している。主力事業となるASP事業が減益となったとはいえ、ストック型ビジネスモデルで安定した収益を維持していること、大きな資金需要がないことが要因となっている。このため、期間損益が損失に転落しない限りは、財務内容も引き続き健全性を維持できるものと考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
3. 財務状況と経営指標
2021年1月期第2四半期末の総資産は前期末比116百万円減少の3,320百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は現金及び預金が9百万円増加し、売掛金が11百万円減少した。固定資産では有形固定資産が40百万円減少したほか、ソフトウェア等の無形固定資産が26百万円減少、貸倒引当金が47百万円増加(減少要因)した。なお、長期貸付金として計上している297百万円は元社長に対する損賠賠償金にかかるものとなっており、準金銭消費貸借契約の締結により同社株式368,400株と一部財産について担保権を設定している。
負債合計は前期末比29百万円減少の254百万円となった。買掛金が17百万円減少したこと等による。また、純資産合計は同86百万円減少の3,066百万円となった。配当金の支払に伴い利益剰余金が89百万円減少したことが主因となっている。
経営指標について見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は92.2%と引き続き高水準を維持している。主力事業となるASP事業が減益となったとはいえ、ストック型ビジネスモデルで安定した収益を維持していること、大きな資金需要がないことが要因となっている。このため、期間損益が損失に転落しない限りは、財務内容も引き続き健全性を維持できるものと考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>