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SBテクノロジー---営業利益19%増益で過去最高を更新、6期連続で上期増収増益

注目トピックス 日本株
SBテクノロジー<4726>は28日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.7%増の318.64億円、営業利益が同19.0%増の15.96億円、経常利益が同17.5%増の15.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同11.6%増の8.92億円となった。M&A手続き費用が一時的に発生したものの、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は第2四半期累計期間として過去最高となった。

ICTサービス事業は堅調に推移し、前年同期と比較して各ソリューションの業績は以下のとおりとなった。

ビジネスITソリューションの売上高は前年同期比52.5%増の24.90億円、限界利益は同24.6%増の9.14億円となった。ソフトバンク<9434>における事業部門向けのシステム開発やIoT案件等が拡大した。また、注力業界と定めたグローバル製造業向けのIoTシステム開発案件が大きく伸長したほか、農林水産省向け電子申請基盤の開発案件も進捗したことにより、売上が拡大した。

コーポレートITソリューションの売上高は前年同期比4.4%増の83.46億円、限界利益は同13.2%増の35.05億円となった。ソフトバンクのグループ会社における大型クラウドシステムの開発フェーズがピークを迎え運用フェーズに移ったものの、ゼロトラストセキュリティの構築やヘルプデスク業務等の運用、また自社サービスであるclouXion(クラウジョン)やマネージドセキュリティサービスの売上が伸長した。

テクニカルソリューションの売上高は前年同期比62.7%増の103.81億円、限界利益は同29.6%増の30.00億円となった。前年第3四半期より開始したソフトバンクのIT領域におけるベンダーマネジメント案件が増収を牽引した一方で、開発パートナー企業数及びパートナー人員が急拡大した影響で外注費が増加し、限界利益率は低下した。また、当第2四半期より電縁を連結したことによる増収効果も出ている。

ECソリューションの売上高は前年同期比1.7%減の106.46億円、限界利益は同1.0%増の16.10億円となった。ノートンストアのEC運営代行ビジネスが落ち込んだものの、フォント事業が順調に推移し減収増益となった。

2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.3%増の620.00億円、営業利益が同18.6%増の36.00億円、経常利益が同18.7%増の36.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%増の21.00億円とする期初計画を据え置いている。




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