サイオス---2020年12月期の当期純利益を上方修正 オープンシステム基盤事業・アプリケーション事業ともに増収
[20/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
サイオス<3744>は29日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.9%増の105.29億円、営業損失が0.06億円(前年同期は0.74億円の損失)、経常損失が0.02億円(同0.34億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.12億円(同0.74億円の損失)となった。
オープンシステム基盤事業の売上高は前年同期比6.4%増の60.89億円、セグメント利益は同21.8%減の0.42億円となった。主力自社製品の「LifeKeeper」は、COVID-19拡大の影響により米州及び欧州の地域で減収となったが、日本でのライセンス販売が順調に推移し、堅調な増収となった。また、Red Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は堅調、OSS関連商品は好調、OSSサポートサービスは順調な増収となった。利益面では、「LifeKeeper」の機能強化にかかる研究開発費、新規事業関連費用が増加した。
アプリケーション事業の売上高は前年同期比0.6%増の44.39億円、セグメント損失は0.48億円(前年同期は1.28億円の損失)となった。MFP向けソフトウェア製品は、サブスクリプション販売への移行が進み売上高が一括計上されず次期以降に按分されたこと及びCOVID-19拡大の影響でオフィス向け複合機の出荷が低調であったことにより、減収となった。一方、システム開発・構築支援は、教育機関など文教向けを中心に好調な増収となった。「Gluegentシリーズ」は好調、金融機関向け経営支援システム販売は順調な増収となった。利益面では、文教向けシステム開発・構築支援等の増収に加え、金融機関向けシステム開発・構築支援において前期に発生していた不採算案件の影響等がなくなったが、MFP向けソフトウェア製品の減収による影響を大きく受けた。
2020年12月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比3.7%増(前回予想比0.7%減)の142.00億円、営業利益が同27.2%減(同50.0%減)の0.40億円、経常利益が同53.3%減(同55.0%減)の0.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同363.5%増(同275.0%増)の1.50億円としている。
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オープンシステム基盤事業の売上高は前年同期比6.4%増の60.89億円、セグメント利益は同21.8%減の0.42億円となった。主力自社製品の「LifeKeeper」は、COVID-19拡大の影響により米州及び欧州の地域で減収となったが、日本でのライセンス販売が順調に推移し、堅調な増収となった。また、Red Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は堅調、OSS関連商品は好調、OSSサポートサービスは順調な増収となった。利益面では、「LifeKeeper」の機能強化にかかる研究開発費、新規事業関連費用が増加した。
アプリケーション事業の売上高は前年同期比0.6%増の44.39億円、セグメント損失は0.48億円(前年同期は1.28億円の損失)となった。MFP向けソフトウェア製品は、サブスクリプション販売への移行が進み売上高が一括計上されず次期以降に按分されたこと及びCOVID-19拡大の影響でオフィス向け複合機の出荷が低調であったことにより、減収となった。一方、システム開発・構築支援は、教育機関など文教向けを中心に好調な増収となった。「Gluegentシリーズ」は好調、金融機関向け経営支援システム販売は順調な増収となった。利益面では、文教向けシステム開発・構築支援等の増収に加え、金融機関向けシステム開発・構築支援において前期に発生していた不採算案件の影響等がなくなったが、MFP向けソフトウェア製品の減収による影響を大きく受けた。
2020年12月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比3.7%増(前回予想比0.7%減)の142.00億円、営業利益が同27.2%減(同50.0%減)の0.40億円、経常利益が同53.3%減(同55.0%減)の0.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同363.5%増(同275.0%増)の1.50億円としている。
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