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Kudan---2Q減収なるも、販売チャンネルと技術ラインナップの拡大は順調に進捗

注目トピックス 日本株
Kudan<4425>は6日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比84.6%減の30百万円、営業損失が238百万円(前年同期は3百万円の利益)、経常損失が220百万円(同2百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が220百万円(同2百万円の損失)となった。

販売チャンネルと技術ラインナップの拡大は順調に進捗している。SLAM技術評価・製品化検討案件から製品化を見据えた事業領域・長期案件への注力により、製品化視野の案件継続及びLidar案件の増加は達成しているが、マイルストーン毎に収受する研究開発支援の案件が増加し、受注から納品までの期間が長期に亘り売上計上まで時間を要する案件が増加している。また、技術評価案件など技術的なフィット(技術視点での顧客製品企画への適性とそれに伴う最終製品化の見込み)ないし注力領域の範囲外の案件継続の減少、新型コロナウイルス感染症の影響やアーティセンス社を中心とする一部研究開発スケジュールの遅延による案件の予算縮小・凍結や遅延が生じている。グローバル規模での体制拡大に伴い、販売費及び一般管理費は前年同期比41.0%増の250百万円に増加し、主な内訳は人件費102百万円、経費及び償却費106百万円、研究開発費42百万円となっている。

2021年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比78.1%減〜64.9%減(前回予想比78.5%減〜76.3%減)の100〜160百万円としている。新型コロナウイルスによる感染症の急速かつ世界規模での拡大が事業に与える影響の範囲に一定の不確実性があることから、レンジ形式による売上高の開示としている。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、今後の新型コロナウイルスに関する影響や事業開発の拡大状況等を考慮し、中国及び米国、欧州における拠点拡大・新規採用を含む新規投資を機動的かつ柔軟に実現するため、具体的な金額の予想については現時点で開示しない方針。




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