ケネディクス---3Q減収なるも、受託資産残高(AUM)の総額は前年度末比で純増
[20/11/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ケネディクス<4321>は9日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比59.6%減の196.35億円、営業利益が同45.3%減の62.45億円、経常利益が同42.1%減の68.73億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同41.0%減の47.96億円となった。
2020年12月期第3四半期末における受託資産残高(AUM)の総額は2兆5,046億円となり、前年度末比では1,124億円(4.7%)の純増となった。
アセットマネジメント事業の営業収益は前年同期比6.3%減の73.64億円、営業利益は同19.9%減の43.35億円となった。受託資産残高(AUM)が拡充した結果、安定収益であるアセットマネジメントフィーが着実に増加したものの、取得報酬であるアクイジションフィーが減少した。
不動産管理事業の営業収益は前年同期比5.4%増の30.96億円、営業利益は同0.6%減の10.38億円となった。受託物件の増加及び大規模な原状回復工事を受注した一方、リーシングフィーが減少した。
不動産運営事業の営業収益は前年同期比32.0%減の20.16億円、営業損失は5.42億円(前年同期は0.89億円の営業利益)となった。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、運営する一部ホテルを臨時休業することを余儀なくされた他、訪日外国人の減少のためサービスアパートメントの稼働率が低迷した。第3四半期に入り持ち直しの兆しがみられるものの厳しい状況は続いている。
不動産投資事業の営業収益は前年同期比78.9%減の74.69億円、営業利益は同61.3%減の21.93億円となった。期初に予定していたたな卸資産の売却や投資回収は順調に進んだものの、前期は大型オフィスビルの売却が営業収益及び営業利益に大きく寄与した反動から、減収減益となった。
2020年12月期通期の連結業績予想については、営業利益が前期比0.4%増の160.00億円、経常利益が同3.5%増の164.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.7%増の115.00億円とする期初計画を据え置いている。なお、不動産投資事業は、経済環境や不動産市場等の影響を大きく受ける状況にあり、現状では営業収益の予測が困難であるとして、営業収益の予想は記載していない。
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2020年12月期第3四半期末における受託資産残高(AUM)の総額は2兆5,046億円となり、前年度末比では1,124億円(4.7%)の純増となった。
アセットマネジメント事業の営業収益は前年同期比6.3%減の73.64億円、営業利益は同19.9%減の43.35億円となった。受託資産残高(AUM)が拡充した結果、安定収益であるアセットマネジメントフィーが着実に増加したものの、取得報酬であるアクイジションフィーが減少した。
不動産管理事業の営業収益は前年同期比5.4%増の30.96億円、営業利益は同0.6%減の10.38億円となった。受託物件の増加及び大規模な原状回復工事を受注した一方、リーシングフィーが減少した。
不動産運営事業の営業収益は前年同期比32.0%減の20.16億円、営業損失は5.42億円(前年同期は0.89億円の営業利益)となった。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、運営する一部ホテルを臨時休業することを余儀なくされた他、訪日外国人の減少のためサービスアパートメントの稼働率が低迷した。第3四半期に入り持ち直しの兆しがみられるものの厳しい状況は続いている。
不動産投資事業の営業収益は前年同期比78.9%減の74.69億円、営業利益は同61.3%減の21.93億円となった。期初に予定していたたな卸資産の売却や投資回収は順調に進んだものの、前期は大型オフィスビルの売却が営業収益及び営業利益に大きく寄与した反動から、減収減益となった。
2020年12月期通期の連結業績予想については、営業利益が前期比0.4%増の160.00億円、経常利益が同3.5%増の164.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.7%増の115.00億円とする期初計画を据え置いている。なお、不動産投資事業は、経済環境や不動産市場等の影響を大きく受ける状況にあり、現状では営業収益の予測が困難であるとして、営業収益の予想は記載していない。
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