アイナボホールディングス---20年9月期は売上高が653.38億円、大型物件事業の粗利率が改善
[20/11/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
アイナボホールディングス<7539>は11日、2020年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比6.1%減の653.38億円、営業利益が同17.0%減の17.96億円、経常利益が同14.3%減の20.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.3%減の13.48億円となった。
戸建住宅事業の売上高は前期比6.2%減の556.81億円、セグメント利益は同18.1%減の22.85億円となった。タイル・建材販売は主に、コロナ禍での店舗等の改装が延期・中止になるなど、商業施設へのスペック採用をメインとする自社ブランドタイルの販売が前年を下回った。タイル・建材工事は主に、注力している戸建向けサッシ工事は前年より増加したものの、タイル工事及びサンディング工事が前年に比べ減少した。一方、積算業務の改善、及び施工ミス等の削減により粗利益の改善が図れた。住宅設備関連販売及び工事は主に、特定のビルダー向けの水回り商材がスペックアウトしたことや、コロナ禍での新築着工数の減少や、リフォーム工事の延期などによる影響で商品の販売が減少した。
大型物件事業の売上高は前期比5.7%減の96.57億円、セグメント利益は同18.7%増の8.17億円となった。タイル販売及び工事は主に、東京オリンピック・パラリンピック施設や都内・大阪でのホテルや駅舎等の商業施設向けのタイル工事は順調に推移したものの、マンション向け工事が前年に比べて減少した。一方、工程管理や原価管理の徹底により大幅に粗利率は改善した。住宅設備販売及び工事は主に、新規に取り組みを開始したマンションのリニューアル工事の受注が寄与したものの、マンションのユニットバス工事やキッチン工事が前年に比べ減少した。空調衛生設備工事は主に、前期に受注した官公庁物件の工事が上半期までは順調に完成したものの、4月以降はコロナ禍での工事進行の遅れや、新たな小規模工事の発注が延期になった。一方、猛暑による空調需要の高まりや、VE提案、工程管理の徹底により想定以上の粗利益が確保できた。
2021年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の695.00億円、営業利益が同16.9%増の21.00億円、経常利益が同11.8%増の23.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.7%増の15.20億円を見込んでいる。
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戸建住宅事業の売上高は前期比6.2%減の556.81億円、セグメント利益は同18.1%減の22.85億円となった。タイル・建材販売は主に、コロナ禍での店舗等の改装が延期・中止になるなど、商業施設へのスペック採用をメインとする自社ブランドタイルの販売が前年を下回った。タイル・建材工事は主に、注力している戸建向けサッシ工事は前年より増加したものの、タイル工事及びサンディング工事が前年に比べ減少した。一方、積算業務の改善、及び施工ミス等の削減により粗利益の改善が図れた。住宅設備関連販売及び工事は主に、特定のビルダー向けの水回り商材がスペックアウトしたことや、コロナ禍での新築着工数の減少や、リフォーム工事の延期などによる影響で商品の販売が減少した。
大型物件事業の売上高は前期比5.7%減の96.57億円、セグメント利益は同18.7%増の8.17億円となった。タイル販売及び工事は主に、東京オリンピック・パラリンピック施設や都内・大阪でのホテルや駅舎等の商業施設向けのタイル工事は順調に推移したものの、マンション向け工事が前年に比べて減少した。一方、工程管理や原価管理の徹底により大幅に粗利率は改善した。住宅設備販売及び工事は主に、新規に取り組みを開始したマンションのリニューアル工事の受注が寄与したものの、マンションのユニットバス工事やキッチン工事が前年に比べ減少した。空調衛生設備工事は主に、前期に受注した官公庁物件の工事が上半期までは順調に完成したものの、4月以降はコロナ禍での工事進行の遅れや、新たな小規模工事の発注が延期になった。一方、猛暑による空調需要の高まりや、VE提案、工程管理の徹底により想定以上の粗利益が確保できた。
2021年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の695.00億円、営業利益が同16.9%増の21.00億円、経常利益が同11.8%増の23.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.7%増の15.20億円を見込んでいる。
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