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ブイキューブ---3Qは2ケタ増収・黒字転換。ビジュアルコミュニケーション事業が堅調

注目トピックス 日本株
ブイキューブ<3681>は12日、2020年12月期第3四半期(2020年1月-9月)連結業績を発表した。売上高が前年同期比17.3%増の53.14億円、営業利益が5.56億円(前年同期は1.66億円の損失)、経常利益が5.50億円(同1.95億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.1%増の6.35億円となった。

ビジュアルコミュニケーション事業の売上高は前年同期比31.3%増の38.48億円、セグメント利益は同442.6%増の7.55億円となった。主力であるWeb会議サービスの需要が増加したことに加えて、顧客サービスにビデオ通話機能やライブ配信機能を付加することができる映像組み込みサービスが伸長した。

ラーニングマネジメントシステム事業の売上高は前年同期比28.4%減の5.81億円、セグメント利益は0.79億円(前年同期は0.35億円の損失)となった。アイスタディ(現:クシム)が連結子会社でなくなり、減収となった。また、セグメント利益は増益となった。季節性要因により第1四半期に収益性が低くなるアイスタディが連結除外となったこと、及び新型コロナウイルスの影響を一部受けたが、シンガポールにおける企業向けサービスの販売活動が概ね堅調に推移したためとしている。

アプライアンス事業の売上高は前年同期比12.5%増の8.85億円、セグメント利益は36.1%増の1.17億円となった。第2四半期まで新型コロナウイルスの影響により遅延していた「テレキューブ」の設置・販売が再開し、昨年末のテレビCMの効果やテレワークの拡大による需要増を受けて販売台数が拡大した。

2020年12月期通期については、売上高が前期比24.0%増の79.00億円、営業利益が9.00億円、経常利益が8.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2,841.2%増の10.00
億円とする11月9日に上方修正した業績予想を据え置いている。




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