ピクスタ---3Q減収も、「PIXTA」が定額制リニューアルによる新規契約増加で堅調に推移
[20/11/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ピクスタ<3416>は13日、2020年12月期第3四半期(2020年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.6%減の19.02億円、営業利益が同92.1%減の0.09億円、経常損失が0.01億円(前年同期は1.13億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.30億円(同0.57億円の利益)となった。
当第3四半期累計期間において、デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」の定額制売上は定額制リニューアルによる新規契約数増加の影響もあり、前年同期比9.6%増の成長となった。一方で、新型コロナの影響は緩和するも、PIXTAの単品売上は昨年の水準には届かず、PIXTA事業全体で前年同期比4.0%減となった。ただ、今年の前半に実施した定額制のプラン拡充が奏功し、定額制の新規獲得、有効契約数ともに順調に伸長、また単品販売も回復しつつあるとしている。
海外事業においては、事業ポートフォリオの見直しを行い、現地の拠点を縮小した。
新規事業のうち、出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」については、新型コロナの影響が緩和し、撮影件数は7,030件、前年同期比15.4%増となった。需要が戻り、ニューボーンフォトを中心に成長を続けており、足元では11月に向けた七五三予約も順調に推移しているという。
スマホ写真のマーケットプレイス「Snapmart(スナップマート)」については、マーケットプレイスの売上高は、前年同期比81.2%増の成長となり、引き続き高い成長率を持続している。また、オンデマンド撮影の売上高は、新型コロナの影響は緩和し、受注案件数も徐々に回復しているが、昨年の水準には届かず、前年同期比18.8%減となった。ただ、業績反映が遅れているものの、案件数は増加傾向になっているという。
2020年12月通期について、同日、未定としていた業績予想を発表した。売上高が前期比4.8%減の26.28億円、営業利益が同100.0%減の0.00億円、経常損失が0.23億円、親会社株主に帰属する当期純損失は1.54億円を見込んでいる。4Qでは業績はさらに回復する見込みではあるものの、オフィス移転費用を販管費で計上予定のため、営業利益が減少見込みだとしている。
<YM>
当第3四半期累計期間において、デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」の定額制売上は定額制リニューアルによる新規契約数増加の影響もあり、前年同期比9.6%増の成長となった。一方で、新型コロナの影響は緩和するも、PIXTAの単品売上は昨年の水準には届かず、PIXTA事業全体で前年同期比4.0%減となった。ただ、今年の前半に実施した定額制のプラン拡充が奏功し、定額制の新規獲得、有効契約数ともに順調に伸長、また単品販売も回復しつつあるとしている。
海外事業においては、事業ポートフォリオの見直しを行い、現地の拠点を縮小した。
新規事業のうち、出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」については、新型コロナの影響が緩和し、撮影件数は7,030件、前年同期比15.4%増となった。需要が戻り、ニューボーンフォトを中心に成長を続けており、足元では11月に向けた七五三予約も順調に推移しているという。
スマホ写真のマーケットプレイス「Snapmart(スナップマート)」については、マーケットプレイスの売上高は、前年同期比81.2%増の成長となり、引き続き高い成長率を持続している。また、オンデマンド撮影の売上高は、新型コロナの影響は緩和し、受注案件数も徐々に回復しているが、昨年の水準には届かず、前年同期比18.8%減となった。ただ、業績反映が遅れているものの、案件数は増加傾向になっているという。
2020年12月通期について、同日、未定としていた業績予想を発表した。売上高が前期比4.8%減の26.28億円、営業利益が同100.0%減の0.00億円、経常損失が0.23億円、親会社株主に帰属する当期純損失は1.54億円を見込んでいる。4Qでは業績はさらに回復する見込みではあるものの、オフィス移転費用を販管費で計上予定のため、営業利益が減少見込みだとしている。
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