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三機工業---2Q受注は好調、売上は減収なるも、採算性は高水準を維持

注目トピックス 日本株
三機工業<1961>は13日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。受注高が前年同期比2.3%増の1,032.36億円、売上高が同12.0%減の808.64億円、営業利益が同84.2%減の5.05億円、経常利益が同75.9%減の8.42億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同66.9%減の8.21億円となった。

建築設備事業の受注高は前年同期比4.1%増の829.02億円、売上高は同13.3%減の678.07億円、セグメント利益は同78.1%減の7.95億円となった。産業空調の大型工事を受注したことにより受注高は増加したが、大型工事の売上が端境期となったことに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による小規模営繕工事の減少により減収減益となった。

機械システム事業の受注高は前年同期比22.1%減の42.68億円、売上高は同15.8%減の44.59億円、セグメント損失は2.72億円(前年同期は0.42億円の利益)となった。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、受注高、売上高、セグメント利益ともに減少となった。

環境システム事業の受注高は前年同期比0.8%増の150.49億円、売上高は同2.7%増の76.10億円、セグメント損失は10.02億円(前年同期は12.12億円の損失)となった。前年同期と比較して受注高、売上高ともに増加となった。

不動産事業の受注高は前年同期比12.3%増の11.79億円、売上高は同12.3%増の11.79億円、セグメント利益は同67.1%増の4.07億円となった。テナント賃貸収入が増加し、増収増益となった。

2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比3.7%減の2,000.00億円、営業利益は同15.7%減の90.00億円、経常利益は同15.4%減の95.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.2%減の65.00億円とする期初計画を据え置いている。なお、新型コロナウイルス感染拡大による同社グループの事業に与える影響については、検討した結果を織り込んでいるが、今後の状況の変化によっては業績に影響を及ぼす可能性があるとしている。




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