冨士ダイス---2Q減収も、超硬製工具類の溝付ロールや粉砕工具等は堅調に推移
[20/11/17]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
冨士ダイス<6167>は13日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比24.0%減の67.55億円、営業損失が2.29億円(前年同期は4.95億円の利益)、経常損失が1.22億円(同6.01億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.83億円(同4.16億円の利益)となった。
超硬製工具類の売上高は前年同期比23.5%減の19.47億円となった。溝付ロールや粉砕工具の販売が堅調に推移したものの、市況の変化等により、超高圧発生用工具や熱間圧延ロールの販売が低調となったことに加え、混錬工具の販売も減少した。
超硬製金型類の売上高は前年同期比30.8%減の16.61億円となった。前年度特需の反動減で光学素子成形用金型の販売が引き続き低調となった。また、自動車部品生産用金型の販売は、一部開発製品の取り込みがあったものの、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界的な自動車需要の落ち込みに伴う自動車関連の市況悪化の影響を受け低調となった。
その他の超硬製品の売上高は前年同期比17.8%減の15.86億円となった。海外での新規顧客の獲得やレンズ金型の拡販が進展したものの、自動車関連の市況悪化の影響により、自動車部品生産用金型の超硬金型素材の販売が低調となった。
超硬以外の製品の売上高は前年同期比22.4%減の15.59億円となった。前年度に引き続き引抜鋼管の販売が低調に推移したことに加え、自動車関連の市況悪化の影響により、鋼製やセラミックス製の自動車部品生産用金型の販売も低調となった。
2021年3月期通期については、同日、連結業績予想を発表した。売上高が前期比20.7%減の138.20億円、営業損失が1.80億円、経常利益が同97.0%減の0.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.8%減の2.70億円としている。
<ST>
超硬製工具類の売上高は前年同期比23.5%減の19.47億円となった。溝付ロールや粉砕工具の販売が堅調に推移したものの、市況の変化等により、超高圧発生用工具や熱間圧延ロールの販売が低調となったことに加え、混錬工具の販売も減少した。
超硬製金型類の売上高は前年同期比30.8%減の16.61億円となった。前年度特需の反動減で光学素子成形用金型の販売が引き続き低調となった。また、自動車部品生産用金型の販売は、一部開発製品の取り込みがあったものの、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界的な自動車需要の落ち込みに伴う自動車関連の市況悪化の影響を受け低調となった。
その他の超硬製品の売上高は前年同期比17.8%減の15.86億円となった。海外での新規顧客の獲得やレンズ金型の拡販が進展したものの、自動車関連の市況悪化の影響により、自動車部品生産用金型の超硬金型素材の販売が低調となった。
超硬以外の製品の売上高は前年同期比22.4%減の15.59億円となった。前年度に引き続き引抜鋼管の販売が低調に推移したことに加え、自動車関連の市況悪化の影響により、鋼製やセラミックス製の自動車部品生産用金型の販売も低調となった。
2021年3月期通期については、同日、連結業績予想を発表した。売上高が前期比20.7%減の138.20億円、営業損失が1.80億円、経常利益が同97.0%減の0.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.8%減の2.70億円としている。
<ST>