大幸薬品---2Qは売上高が109.67億円、感染管理事業が好調に推移
[20/11/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
大幸薬品<4574>は12日、2020年12月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が109.67億円、営業利益が42.38億円、経常利益が41.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が28.58億円となった。当連結会計年度は決算期変更の経過期間となるため、対前年同四半期増減率については記載していない。
医薬品事業の売上高は23.37億円、セグメント利益は8.55億円となった。国内向けの売上高は、セイロガン糖衣Aの特徴を訴求した新しいテレビCMの放映等のマーケティング施策を行ったものの、消費者の外出自粛による携帯用アイテムの不振やインバウンド需要の減少等により店頭消化が伸び悩んだことから、主力の「正露丸」「セイロガン糖衣A」が低調に推移し19.31億円となった。海外向けの売上高も、国内と同様に新型コロナウイルスの影響は大きく、現地での需要は減少し4.06億円となった。
感染管理事業の売上高は86.25億円、セグメント利益は41.47億円となった。感染管理事業は、消費者の衛生管理意識が緊急事態制限前後に比べるとやや落ち着きつつあるものの高い水準が継続している。このような状況から、国内一般用製品では、「クレベリン 置き型」を中心に「クレベリン スティック」や「クレベ&アンド」シリーズが、期首から好調に推移している。また、新製品の売上も寄与したことから、売上高は69.72億円となった。国内業務用製品の売上高も、国内一般用製品と同様の傾向にあり、「クレベリンカートリッジ(車両用)」やオフィス向けの需要が高い水準で推移し、12.88億円となった。海外向けは、中国や台湾を中心に新規チャネルの開拓、秋冬に向けたプロモーションの強化を進め、売上高は3.64億円となった。
その他事業の売上高は0.05億円、セグメント損失は0.08億円となった。主に木酢液を配合した入浴液や園芸用木酢液等の製造販売を行っている。
2020年12月期通期については、売上高が180.00億円、営業利益が55.00億円、経常利益が53.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が38.00億円とする、8月12日に公表した連結業績予想を据え置いている。
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医薬品事業の売上高は23.37億円、セグメント利益は8.55億円となった。国内向けの売上高は、セイロガン糖衣Aの特徴を訴求した新しいテレビCMの放映等のマーケティング施策を行ったものの、消費者の外出自粛による携帯用アイテムの不振やインバウンド需要の減少等により店頭消化が伸び悩んだことから、主力の「正露丸」「セイロガン糖衣A」が低調に推移し19.31億円となった。海外向けの売上高も、国内と同様に新型コロナウイルスの影響は大きく、現地での需要は減少し4.06億円となった。
感染管理事業の売上高は86.25億円、セグメント利益は41.47億円となった。感染管理事業は、消費者の衛生管理意識が緊急事態制限前後に比べるとやや落ち着きつつあるものの高い水準が継続している。このような状況から、国内一般用製品では、「クレベリン 置き型」を中心に「クレベリン スティック」や「クレベ&アンド」シリーズが、期首から好調に推移している。また、新製品の売上も寄与したことから、売上高は69.72億円となった。国内業務用製品の売上高も、国内一般用製品と同様の傾向にあり、「クレベリンカートリッジ(車両用)」やオフィス向けの需要が高い水準で推移し、12.88億円となった。海外向けは、中国や台湾を中心に新規チャネルの開拓、秋冬に向けたプロモーションの強化を進め、売上高は3.64億円となった。
その他事業の売上高は0.05億円、セグメント損失は0.08億円となった。主に木酢液を配合した入浴液や園芸用木酢液等の製造販売を行っている。
2020年12月期通期については、売上高が180.00億円、営業利益が55.00億円、経常利益が53.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が38.00億円とする、8月12日に公表した連結業績予想を据え置いている。
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