C&Gシステムズ---CAD・CAMシステム等の保守売上が収益に貢献するもコロナ禍の影響強く3Q減収
[20/11/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
C&Gシステムズ<6633>は13日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.4%減の28.24億円、営業利益が同35.7%減の1.67億円、経常利益が同50.1%減の1.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同62.7%減の0.57億円となった。
CAD/CAMシステム等事業の売上高は前年同期比10.3%減の23.90億円、セグメント利益は同40.9%減の1.19億円となった。オンラインツールを活用した事業活動を継続しつつ、感染拡大防止のため控えていたユーザー先へ訪問する形式での営業活動および技術サポートも段階的に再開した。しかし長引くコロナ禍の影響に加え、国内では製造業の設備投資に対する姿勢に先送りの傾向が見られ、同社製品もその影響を受けたことにより販売は伸び悩んだ。一方保守売上は、製品バージョンアップおよび技術サポートの定期的な提供等、地域密着型の保守サービスにより国内・海外ともに高い保守更新率を維持し収益に貢献した。また9月には、東北地区での販売増強およびより密着かつ充実したサービスの提供を図るため、新たに宮城県仙台市に東北オフィスを開設した。海外における製品販売は、新型コロナウイルス感染症の拡大が比較的落ち着いている韓国では堅調に推移したが、タイやインドネシア等のASEAN地域では影響の長期化に伴う自動車関連業の稼働率低下等により需要が減少している状況が回復せず低調に推移した。
金型製造事業の売上高は前年同期比17.0%減の4.33億円、セグメント利益は同17.9%減の0.48億円となった。新型コロナウイルス感染症の影響により依然として先行き不透明な状況が継続しているものの、オンラインツールを活用し来期以降の売上につなげるための受注活動に注力した。本年度上半期の受注状況が低調に推移したことにより好調であった前年同四半期累計期間との比較では減収減益となっているが、概ね想定通りに推移している。
2020年12月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大による影響額を合理的に算定することが困難であることから、未定としている。今後、合理的な算出が可能となった時点で速やかに開示する。
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CAD/CAMシステム等事業の売上高は前年同期比10.3%減の23.90億円、セグメント利益は同40.9%減の1.19億円となった。オンラインツールを活用した事業活動を継続しつつ、感染拡大防止のため控えていたユーザー先へ訪問する形式での営業活動および技術サポートも段階的に再開した。しかし長引くコロナ禍の影響に加え、国内では製造業の設備投資に対する姿勢に先送りの傾向が見られ、同社製品もその影響を受けたことにより販売は伸び悩んだ。一方保守売上は、製品バージョンアップおよび技術サポートの定期的な提供等、地域密着型の保守サービスにより国内・海外ともに高い保守更新率を維持し収益に貢献した。また9月には、東北地区での販売増強およびより密着かつ充実したサービスの提供を図るため、新たに宮城県仙台市に東北オフィスを開設した。海外における製品販売は、新型コロナウイルス感染症の拡大が比較的落ち着いている韓国では堅調に推移したが、タイやインドネシア等のASEAN地域では影響の長期化に伴う自動車関連業の稼働率低下等により需要が減少している状況が回復せず低調に推移した。
金型製造事業の売上高は前年同期比17.0%減の4.33億円、セグメント利益は同17.9%減の0.48億円となった。新型コロナウイルス感染症の影響により依然として先行き不透明な状況が継続しているものの、オンラインツールを活用し来期以降の売上につなげるための受注活動に注力した。本年度上半期の受注状況が低調に推移したことにより好調であった前年同四半期累計期間との比較では減収減益となっているが、概ね想定通りに推移している。
2020年12月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大による影響額を合理的に算定することが困難であることから、未定としている。今後、合理的な算出が可能となった時点で速やかに開示する。
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