サン電子---2Q売上高微減・各損失幅は縮小、モバイルデータソリューション事業が堅調に推移
[20/11/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
サン電子<6736>は13日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.7%減の120.49億円、営業損失が5.99億円(前年同期は17.40億円の損失)、経常損失が5.41億円(同16.54億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は5.47億円(同14.97億円の損失)となった。
モバイルデータソリューション事業の売上高は前年同期比8.5%増の92.14億円、セグメント損失(営業損失)は3.30億円(前年同期は12.73億円の損失)となった。売上高は、モバイルフォレンジック関連サービスの販売・受注が堅調に推移し、前年同期比8.5%増となった。セグメント損失は、主に前期に発生した連結子会社であるCellebriteの第三者割当増資に伴う一過性の費用の減少により、損失幅は縮小した。
エンターテインメント関連事業の売上高は前年同期比28.7%減の19.93億円、セグメント利益(営業利益)は同43.8%減の1.36億円となった。売上高は、制御基板及び受託開発等の売上が減少したことにより前年同期を下回った。一方、セグメント利益は、ホールシステム事業の効率化により、利益を確保することができた。
新規IT関連事業の売上高は前年同期比6.3%増の7.42億円、セグメント利益(営業利益)は0.31億円(前年同期は2.06億円の損失)となった。M2M事業の売上高は、M2M通信機器の販売が好調に推移したことにより、増収となった。AR事業は、ソリューション中心のビジネスモデルに転換することにより、前年同期と比べ費用が削減され、損失は縮小した。
その他事業の売上高は前年同期比31.4%減の1.07億円、セグメント利益(営業利益)は0.27億円(前年同期は0.41億円の損失)となった。ゲームコンテンツ事業の売上高は、海外への販売拡大を行ったものの、「俺!プロジェクト」アプリの配信終了等により、前年同期を下回った。一方、セグメント利益は、コスト見直しによる効率化を図ったこと等により、費用が減少し、利益に転じた。
2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症による影響を現時点で合理的に算定することが困難であることから未定とし、連結業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表するとしている。
<ST>
モバイルデータソリューション事業の売上高は前年同期比8.5%増の92.14億円、セグメント損失(営業損失)は3.30億円(前年同期は12.73億円の損失)となった。売上高は、モバイルフォレンジック関連サービスの販売・受注が堅調に推移し、前年同期比8.5%増となった。セグメント損失は、主に前期に発生した連結子会社であるCellebriteの第三者割当増資に伴う一過性の費用の減少により、損失幅は縮小した。
エンターテインメント関連事業の売上高は前年同期比28.7%減の19.93億円、セグメント利益(営業利益)は同43.8%減の1.36億円となった。売上高は、制御基板及び受託開発等の売上が減少したことにより前年同期を下回った。一方、セグメント利益は、ホールシステム事業の効率化により、利益を確保することができた。
新規IT関連事業の売上高は前年同期比6.3%増の7.42億円、セグメント利益(営業利益)は0.31億円(前年同期は2.06億円の損失)となった。M2M事業の売上高は、M2M通信機器の販売が好調に推移したことにより、増収となった。AR事業は、ソリューション中心のビジネスモデルに転換することにより、前年同期と比べ費用が削減され、損失は縮小した。
その他事業の売上高は前年同期比31.4%減の1.07億円、セグメント利益(営業利益)は0.27億円(前年同期は0.41億円の損失)となった。ゲームコンテンツ事業の売上高は、海外への販売拡大を行ったものの、「俺!プロジェクト」アプリの配信終了等により、前年同期を下回った。一方、セグメント利益は、コスト見直しによる効率化を図ったこと等により、費用が減少し、利益に転じた。
2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症による影響を現時点で合理的に算定することが困難であることから未定とし、連結業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表するとしている。
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