ジェイ・エス・ビー---20年10月期は2ケタ増収増益、中期経営計画では2023年10月期に売上高619億円を目指す
[20/12/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ジェイ・エス・ビー<3480>は14日、2020年10月期連結決算を発表した。売上高は前期比12.6%増の480.58億円、営業利益は同26.7%増の43.38億円、経常利益は同27.0%増の42.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.7%増の27.61億円となった。売上高・利益の各項目は全て2ケタ成長となり、計画を上回った。
不動産賃貸管理事業の売上高は前期比12.8%増の449.32億円、セグメント利益は同23.1%増の54.64億円となった。物件管理戸数が増加したことに加え、借上・自社所有物件の入居率も99.8%と高水準を維持した費用面では、人件費・広告費・減価償却費・厨房設備関連費用の増加があったものの増益となった。
高齢者住宅事業の売上高は前期比17.0%増の27.14億円、セグメント利益は同99.4%増の3.06億円となった。2019年10月にオープンした高齢者住宅が高稼働率で推移したことに加え既存施設も営業力強化や損益改善施策等が奏効し増益となった。
その他の売上高は前期比17.6%減の4.11億円、セグメント損失は1.06億円(前年同期は0.05億円の損失)となった。
2021年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.2%増の520.17億円、営業利益が同1.6%減の42.68億円、経常利益が同3.0%減の41.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%減の26.98億円を見込んでいる。
また同社は、17日に中期経営計画「GT01」を発表した。数値目標としては、2023年10月期に売上高619億円、営業利益60億円、経常利益58億円、親会社株主に帰属する当期純利益38億円を目指す。また、事業戦略目標としては、既存事業の更なる成長を目指すとともに、若者成長支援サービスの開始など新規事業への事業領域拡大を推進する。合わせて、不動産賃貸管理事業では、DX化を推進することでWeb完結モデルの確立を目指すとしている。なお、中期経営計画「GT01」は2030年長期ビジョン「Grow Together 2030」を3区分したうちの第一フェーズであり、2024年10月期〜2026年10月期の「GT02」、2027年10月期〜2030年10月期の「GT03」へと続くものである。
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不動産賃貸管理事業の売上高は前期比12.8%増の449.32億円、セグメント利益は同23.1%増の54.64億円となった。物件管理戸数が増加したことに加え、借上・自社所有物件の入居率も99.8%と高水準を維持した費用面では、人件費・広告費・減価償却費・厨房設備関連費用の増加があったものの増益となった。
高齢者住宅事業の売上高は前期比17.0%増の27.14億円、セグメント利益は同99.4%増の3.06億円となった。2019年10月にオープンした高齢者住宅が高稼働率で推移したことに加え既存施設も営業力強化や損益改善施策等が奏効し増益となった。
その他の売上高は前期比17.6%減の4.11億円、セグメント損失は1.06億円(前年同期は0.05億円の損失)となった。
2021年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.2%増の520.17億円、営業利益が同1.6%減の42.68億円、経常利益が同3.0%減の41.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%減の26.98億円を見込んでいる。
また同社は、17日に中期経営計画「GT01」を発表した。数値目標としては、2023年10月期に売上高619億円、営業利益60億円、経常利益58億円、親会社株主に帰属する当期純利益38億円を目指す。また、事業戦略目標としては、既存事業の更なる成長を目指すとともに、若者成長支援サービスの開始など新規事業への事業領域拡大を推進する。合わせて、不動産賃貸管理事業では、DX化を推進することでWeb完結モデルの確立を目指すとしている。なお、中期経営計画「GT01」は2030年長期ビジョン「Grow Together 2030」を3区分したうちの第一フェーズであり、2024年10月期〜2026年10月期の「GT02」、2027年10月期〜2030年10月期の「GT03」へと続くものである。
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