アドバンクリエ Research Memo(6):保険代理店事業は増収増益も、ASP事業とメディアレップ事業が減益(2)
[20/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■アドバンスクリエイト<8798>の業績動向
(3) メディア事業
メディア事業の売上高は前期比17.4%増の1,250百万円、営業利益は同23.5%増の261百万円となった。保険選びサイト「保険市場」への広告出稿が引き続き好調に推移したことで増収増益となった。
(4) メディアレップ事業
メディアレップ事業の売上高は前期比19.2%増の807百万円、営業損益で92百万円の損失(前期は160百万円の利益)を計上した。売上高に関しては社内取引高の増加が増収要因であり、外部売上高だけで見ると同47.0%減の230百万円と2ケタ減収となっている。2020年9月期第3四半期以降、主要顧客の広告出稿意欲が冷え込んだことが減収要因となった。また、利益面では、SNS分野での新たな広告サービス開発のため広告枠の仕入を増やしていたが、顧客の広告予算が絞り込まれた結果、これら広告仕入費用を回収できなかったことが収益の悪化につながった。
(5) 再保険事業
再保険事業の売上高は前期比9.9%増の851百万円、営業利益は同19.1%増の131百万円となった。再保険契約額の積み上げによって売上高は事業開始以降、増収を継続しており、利益面でも2期連続の増益となった。利益率に関しても15.4%と適正水準で推移している。また、2020年9月期末時点における契約先企業は11社(生命保険8社、損害保険2社、少額短期保険1社)で、前期末比横ばい水準となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
(3) メディア事業
メディア事業の売上高は前期比17.4%増の1,250百万円、営業利益は同23.5%増の261百万円となった。保険選びサイト「保険市場」への広告出稿が引き続き好調に推移したことで増収増益となった。
(4) メディアレップ事業
メディアレップ事業の売上高は前期比19.2%増の807百万円、営業損益で92百万円の損失(前期は160百万円の利益)を計上した。売上高に関しては社内取引高の増加が増収要因であり、外部売上高だけで見ると同47.0%減の230百万円と2ケタ減収となっている。2020年9月期第3四半期以降、主要顧客の広告出稿意欲が冷え込んだことが減収要因となった。また、利益面では、SNS分野での新たな広告サービス開発のため広告枠の仕入を増やしていたが、顧客の広告予算が絞り込まれた結果、これら広告仕入費用を回収できなかったことが収益の悪化につながった。
(5) 再保険事業
再保険事業の売上高は前期比9.9%増の851百万円、営業利益は同19.1%増の131百万円となった。再保険契約額の積み上げによって売上高は事業開始以降、増収を継続しており、利益面でも2期連続の増益となった。利益率に関しても15.4%と適正水準で推移している。また、2020年9月期末時点における契約先企業は11社(生命保険8社、損害保険2社、少額短期保険1社)で、前期末比横ばい水準となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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