三機サービス---2Q増収、新規大口顧客獲得や既存顧客へのメンテナンスサービス提供範囲拡大などが寄与
[21/01/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
三機サービス<6044>は14日、2021年5月期第2四半期(20年6月-11月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.8%増の57.99億円、営業利益は同27.4%減の1.33億円、経常利益は同26.3%減の1.35億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同37.1%減の0.82億円となった。
24時間365日稼働のコールセンターを核としたすべての設備機器を対象とするサービスを強みとして、社内に蓄積されたノウハウやデータに基づき突発的な修理不具合を未然に防止するための保全メンテナンスや機器入替、また、環境改善を考えた省エネ等の提案営業を行うことで、顧客の潜在的ニーズを掘り起こすことに注力した。また、自社メンテナンスエンジニアの多能工化推進や新入社員・若手社員の早期育成を行うために、引き続き同社研修センターでの実機研修による人材育成を行った。
この結果、当第2四半期の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響により飲食業を中心に売上が減少したものの、新規大口顧客に対するサービスの提供開始及び既存顧客に対するメンテナンスサービスの提供範囲を拡大したことや、全館空調機更新工事や店舗改装工事、臨時修繕の増加等により増収となった。また、販売費及び一般管理費は、新基幹システム導入に伴う減価償却費等の増加等により前年同期比8.5%増の11.96億円となったが、人件費については、新基幹システムの導入により業務効率が改善しつつあることや働き方改革の取り組みによる成果が見え始めたこと等により、見込みよりも抑えることができ、営業利益は連結業績予想を上回る結果となった。
2021年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.0%増の118.00億円、営業利益が同73.9%減の1.06億円、経常利益が同74.1%減の1.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同76.4%減の0.64億円とする、2020年10月13日に発表した予想を据え置いている。
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24時間365日稼働のコールセンターを核としたすべての設備機器を対象とするサービスを強みとして、社内に蓄積されたノウハウやデータに基づき突発的な修理不具合を未然に防止するための保全メンテナンスや機器入替、また、環境改善を考えた省エネ等の提案営業を行うことで、顧客の潜在的ニーズを掘り起こすことに注力した。また、自社メンテナンスエンジニアの多能工化推進や新入社員・若手社員の早期育成を行うために、引き続き同社研修センターでの実機研修による人材育成を行った。
この結果、当第2四半期の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響により飲食業を中心に売上が減少したものの、新規大口顧客に対するサービスの提供開始及び既存顧客に対するメンテナンスサービスの提供範囲を拡大したことや、全館空調機更新工事や店舗改装工事、臨時修繕の増加等により増収となった。また、販売費及び一般管理費は、新基幹システム導入に伴う減価償却費等の増加等により前年同期比8.5%増の11.96億円となったが、人件費については、新基幹システムの導入により業務効率が改善しつつあることや働き方改革の取り組みによる成果が見え始めたこと等により、見込みよりも抑えることができ、営業利益は連結業績予想を上回る結果となった。
2021年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.0%増の118.00億円、営業利益が同73.9%減の1.06億円、経常利益が同74.1%減の1.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同76.4%減の0.64億円とする、2020年10月13日に発表した予想を据え置いている。
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