システムインテグレータ---3Q減収も、E-Commerce事業の稼働率が回復
[21/01/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
システムインテグレータ<3826>は14日、2021年2月期第3四半期(20年3月-11月)決算を発表した。売上高が前年同期比3.2%減の30.96億円、営業利益が同53.1%減の2.05億円、経常利益が同51.7%減の2.12億円、四半期純利益が同49.6%減の1.52億円となった。
Object Browser事業の売上高は前年同期比13.9%減の4.88億円、営業利益は同32.1%減の1.61億円となった。主力製品である「SI Object Browser」が、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動縮小の影響を受けたことと、「SI Object Browser PM」のサブスクリプションモデルへの移行に伴う影響があった。
E-Commerce事業の売上高は前年同期比5.3%減の5.81億円、営業利益は同16.3%減の1.34億円となった。当期は、第三者機関によるセキュリティ診断を受けた「SI Web Shopping Ver.12.8」を2020年6月1日にリリースし、本製品の強みである「堅牢なセキュリティ」を更に強化し、顧客ニーズに応えている。また、今後の更なるニーズに応えるためにキャッシュレス決済サービス「PayPay」と標準連携する「SI Web ShoppingVer.12.9」を2020年9月1日にリリースした。当第3四半期会計期間では、前年同四半期比15.0%増の売上高となり、稼働率の回復により売上総利益率も同1.8ポイント上昇した。
ERP・AI事業の売上高は前年同期比0.7%増の19.96億円、営業損失は0.55億円(前年同期は0.73億円の利益)となった。ERP事業は順調に事業拡大を図っているが、不採算案件が発生したことにより、1.93億円の受注損失引当金を計上することとなった。AI事業はディープラーニング技術を利用した異常検知システム「AISI∀ Anomaly Detection(アイシアAD)」の事業をERP事業と統合して、ERPビジネスで蓄積された業務ノウハウを武器に製造業へのAIビジネスを展開している。
2021年2月期通期については、売上高が前期比3.4%減の44.00億円、営業利益が同24.4%減の5.00億円、経常利益が同24.3%減の5.03億円、当期純利益が同24.3%減の3.47億円とする、直近に公表した業績予想を据え置いている。
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Object Browser事業の売上高は前年同期比13.9%減の4.88億円、営業利益は同32.1%減の1.61億円となった。主力製品である「SI Object Browser」が、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動縮小の影響を受けたことと、「SI Object Browser PM」のサブスクリプションモデルへの移行に伴う影響があった。
E-Commerce事業の売上高は前年同期比5.3%減の5.81億円、営業利益は同16.3%減の1.34億円となった。当期は、第三者機関によるセキュリティ診断を受けた「SI Web Shopping Ver.12.8」を2020年6月1日にリリースし、本製品の強みである「堅牢なセキュリティ」を更に強化し、顧客ニーズに応えている。また、今後の更なるニーズに応えるためにキャッシュレス決済サービス「PayPay」と標準連携する「SI Web ShoppingVer.12.9」を2020年9月1日にリリースした。当第3四半期会計期間では、前年同四半期比15.0%増の売上高となり、稼働率の回復により売上総利益率も同1.8ポイント上昇した。
ERP・AI事業の売上高は前年同期比0.7%増の19.96億円、営業損失は0.55億円(前年同期は0.73億円の利益)となった。ERP事業は順調に事業拡大を図っているが、不採算案件が発生したことにより、1.93億円の受注損失引当金を計上することとなった。AI事業はディープラーニング技術を利用した異常検知システム「AISI∀ Anomaly Detection(アイシアAD)」の事業をERP事業と統合して、ERPビジネスで蓄積された業務ノウハウを武器に製造業へのAIビジネスを展開している。
2021年2月期通期については、売上高が前期比3.4%減の44.00億円、営業利益が同24.4%減の5.00億円、経常利益が同24.3%減の5.03億円、当期純利益が同24.3%減の3.47億円とする、直近に公表した業績予想を据え置いている。
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