リネットジャパン Research Memo(8):カンボジアでのネット銀行参入に向けて合弁会社設立を準備
[21/01/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■リネットジャパングループ<3556>の主な活動実績
2020年2月13日には、FinTechやブロックチェーンの技術開発を行うベンチャー企業で、カンボジアの中央銀行に当たるカンボジア国立銀行のデジタル通貨「バコン」※を開発したソラミツとネット銀行参入を目指し、カンボジアにおいて合弁会社を設立することで基本合意した。コロナ禍により進捗が遅れているものの、数ヶ月内の設立を目指して準備を進めている(出資比率は同社 80%、ソラミツ 20%を予定)。本件により、カンボジアの農村地域を中心に既に展開しているマイクロファイナンス事業との連携を含め、バコンを活用したビッグデータビジネスを手始めに将来のネット銀行業務への参入、及び農村を始めとした地域における金融包摂(Financial Inclusion)を推進していく方針である。
※カンボジア国立銀行は、世界に先駆ける形でブロックチェーンを活用したデジタル通貨決済システム「バコン」を開発し、2020年10月より運用を開始している。本デジタル通貨の普及により、特にこれまで金融サービスにアクセスが困難であった農村地域の人々に金融サービスの利用機会を提供する「金融包摂(Financial Inclusion)」が期待されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<NB>
2020年2月13日には、FinTechやブロックチェーンの技術開発を行うベンチャー企業で、カンボジアの中央銀行に当たるカンボジア国立銀行のデジタル通貨「バコン」※を開発したソラミツとネット銀行参入を目指し、カンボジアにおいて合弁会社を設立することで基本合意した。コロナ禍により進捗が遅れているものの、数ヶ月内の設立を目指して準備を進めている(出資比率は同社 80%、ソラミツ 20%を予定)。本件により、カンボジアの農村地域を中心に既に展開しているマイクロファイナンス事業との連携を含め、バコンを活用したビッグデータビジネスを手始めに将来のネット銀行業務への参入、及び農村を始めとした地域における金融包摂(Financial Inclusion)を推進していく方針である。
※カンボジア国立銀行は、世界に先駆ける形でブロックチェーンを活用したデジタル通貨決済システム「バコン」を開発し、2020年10月より運用を開始している。本デジタル通貨の普及により、特にこれまで金融サービスにアクセスが困難であった農村地域の人々に金融サービスの利用機会を提供する「金融包摂(Financial Inclusion)」が期待されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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