エフ・ジェー・ネクスト---マンション販売回復基調。通期予想比での3Q進捗率は経常利益で61.1%と過去5年平均を上回る
[21/02/05]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
エフ・ジェー・ネクスト<8935>は3日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比14.5%減の481.86億円、営業利益は同19.4%減の46.39億円、経常利益は同19.6%減の45.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同19.3%減の30.97億円となった。なお、通期予想に対する第3四半期の進捗率は経常利益で61.1%と過去5年平均(56.9%)を上回るなど、業績は回復基調で推移している。
不動産開発事業の売上高は前年同期比18.1%減の407.51億円、セグメント利益は同28.2%減の35.13億円となった。緊急事態宣言発令下における営業活動の一時自粛等により、前年同四半期を下回る業績で推移したものの、新築マンションを中心に販売状況は回復基調にあり、概ね計画どおりに進捗した。以上の結果、新築マンション売上高198.36億円(706戸)、中古マンション売上高155.61億円(627戸)、その他収入53.52億円となった。
不動産管理事業の売上高は前年同期比9.0%増の23.17億円、セグメント利益は同24.2%増の6.48億円となった。自社グループ開発物件の新規管理受託により管理件数が増加し、賃貸管理戸数は16,513戸、建物管理棟数は303棟となった。
建設事業の売上高は前年同期比14.1%増の43.22億円、セグメント利益は同27.9%増の4.40億円となった。マンション建設及び大規模修繕工事を中心に受注は堅調に推移し、また工事についても概ね計画どおりに進捗した。
旅館事業の売上高は前年同期比11.3%増の7.95億円、セグメント利益は0.01億円(前年同期は0.35億円の損失)となった。「Go Toトラベルキャンペーン」などの需要喚起施策もあり、夏季以降の稼働率は前年を上回って推移した。
2021年3月期通期については、売上高は前期比16.3%減の710.00億円、営業利益は同28.0%減の75.00億円、経常利益は同27.4%減の75.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.7%減の50.00億円とする、2020年5月8日に公表した連結業績予想を据え置いている。
<ST>
不動産開発事業の売上高は前年同期比18.1%減の407.51億円、セグメント利益は同28.2%減の35.13億円となった。緊急事態宣言発令下における営業活動の一時自粛等により、前年同四半期を下回る業績で推移したものの、新築マンションを中心に販売状況は回復基調にあり、概ね計画どおりに進捗した。以上の結果、新築マンション売上高198.36億円(706戸)、中古マンション売上高155.61億円(627戸)、その他収入53.52億円となった。
不動産管理事業の売上高は前年同期比9.0%増の23.17億円、セグメント利益は同24.2%増の6.48億円となった。自社グループ開発物件の新規管理受託により管理件数が増加し、賃貸管理戸数は16,513戸、建物管理棟数は303棟となった。
建設事業の売上高は前年同期比14.1%増の43.22億円、セグメント利益は同27.9%増の4.40億円となった。マンション建設及び大規模修繕工事を中心に受注は堅調に推移し、また工事についても概ね計画どおりに進捗した。
旅館事業の売上高は前年同期比11.3%増の7.95億円、セグメント利益は0.01億円(前年同期は0.35億円の損失)となった。「Go Toトラベルキャンペーン」などの需要喚起施策もあり、夏季以降の稼働率は前年を上回って推移した。
2021年3月期通期については、売上高は前期比16.3%減の710.00億円、営業利益は同28.0%減の75.00億円、経常利益は同27.4%減の75.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.7%減の50.00億円とする、2020年5月8日に公表した連結業績予想を据え置いている。
<ST>