サイオス---20年12月期は増収・大幅な増益 増配も同時に発表
[21/02/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
サイオス<3744>は3日、2020年12月期連結決算を発表した。売上高は前期比8.4%増の148.41億円と10期連続の増収を達成し、過去最高の売上高を更新した。利益面では、営業利益が同329.9%増の2.36億円、経常利益が同166.4%増の2.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同858.4%増の3.10億円となった。
オープンシステム基盤事業の売上高は前期比15.4%増の88.83億円、セグメント利益は同314.2%増の2.44億円となった。新型コロナウイルス感染症拡大を背景として、顧客におけるDXへの投資が加速した。特に、主力自社製品である「LifeKeeper」の国内向け販売及びRed Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は、案件の一部を前倒し受注したこと、複数の大型案件を新規に受注したことにより、好調な増収となった。また、OSS関連商品も好調な増収となった。
アプリケーション事業の売上高は前期比0.6%減の59.57億円、セグメント損失は0.08億円(前期は0.04億円の損失)となった。システム開発・構築支援は、教育機関など文教向けを中心に好調な増収となった。また、「Gluegentシリーズ」は好調な増収となった。一方、MFP向けソフトウェア製品は出荷本数が増加したものの、サブスクリプション販売への移行が進み、売上高が一括計上されず次期以降に按分されたことによる影響が大きく、減収となった。また、社会公共アウトソーシングサービス事業を他社に移転したことにより、減収となった。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の155.00億円、営業利益が同35.5%増の3.20億円、経常利益が同36.5%増の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.4%減の2.50億円を見込んでいる。また、2020年12月期の配当は、2020年2月5日に1株当たり5円と公表していたが、1株当たり10円の配当(増配)を実施する予定。2021年12月期についても、現時点での業績予想を前提に、1株当たり10円の配当を実施する予定。
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オープンシステム基盤事業の売上高は前期比15.4%増の88.83億円、セグメント利益は同314.2%増の2.44億円となった。新型コロナウイルス感染症拡大を背景として、顧客におけるDXへの投資が加速した。特に、主力自社製品である「LifeKeeper」の国内向け販売及びRed Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は、案件の一部を前倒し受注したこと、複数の大型案件を新規に受注したことにより、好調な増収となった。また、OSS関連商品も好調な増収となった。
アプリケーション事業の売上高は前期比0.6%減の59.57億円、セグメント損失は0.08億円(前期は0.04億円の損失)となった。システム開発・構築支援は、教育機関など文教向けを中心に好調な増収となった。また、「Gluegentシリーズ」は好調な増収となった。一方、MFP向けソフトウェア製品は出荷本数が増加したものの、サブスクリプション販売への移行が進み、売上高が一括計上されず次期以降に按分されたことによる影響が大きく、減収となった。また、社会公共アウトソーシングサービス事業を他社に移転したことにより、減収となった。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の155.00億円、営業利益が同35.5%増の3.20億円、経常利益が同36.5%増の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.4%減の2.50億円を見込んでいる。また、2020年12月期の配当は、2020年2月5日に1株当たり5円と公表していたが、1株当たり10円の配当(増配)を実施する予定。2021年12月期についても、現時点での業績予想を前提に、1株当たり10円の配当を実施する予定。
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