ピーバンドットコム---3Qは減収・減益。安定した財政基盤を背景に、事業拡大への施策を推進
[21/02/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ピーバンドットコム<3559>は10日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比12.5%減の13.77億円、営業利益が同41.7%減の1.13億円、経常利益が同34.7%減の1.17億円、四半期純利益が同41.8%減の0.78億円となった。
同社は新規顧客獲得のための取り組みとして、P板.comサービス導入セミナー、各種技術セミナーをオンラインで開催し、従来の会場参加型ではリーチできなかった全国各地の新たな顧客層と交渉機会を得た。コロナ禍で開催が見送られていた展示会もオンサイトとオンラインのハイブリッドで再開し、2020年10月からは対面形式での商談が復活した。さらに、国内企業においてDXに対する意識が徐々に浸透し、モノづくりの工程においてもEC活用への関心が高まりつつあり、リスティング広告を強化し、Web検索からの流入拡大を図った。その結果、累計ユーザー登録数は前期末57,403名から60,478名(前期末比5.4%増)となった。また、市場のニーズを捉え社会環境の変化に対応すべく、Web上で注文が完結する次世代プリント基板のラインナップを拡充した。新たなサービスの構築や自社システムの改善を加速させるためにSEを増員し、システム開発力の強化を図るとともに、電子機器の一括受託を行う「P板.com EMS」の本格稼働による事業成長に向け、専門スタッフによる新たな販路開拓とエンジニアリングネットワークの構築を図るなど、安定した財政基盤を背景に、事業拡大への施策を推し進めた。
2021年3月期通期については、2021年1月28日に業績予想の下方修正を発表した。売上高が前期比9.9%減の(前回予想比11.5%減)19.23億円、営業利益が同25.9%減(同27.1%減)の1.82億円、経常利益が同19.5%減(同26.9%減)の1.86億円、当期純利益が同13.3%増(同27.9%減)の1.26億円としている。また、株主に対する公平な利益還元という観点から配当金による直接的な利益還元を充実することが適切であると判断して、株主優待制度を廃止した。未定としていた配当予想については、2020年3月期の実績から1株当たり3.00円増配し、2021年3月期の期末配当金は、1株当たり普通配当8.00円とするとしている。
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同社は新規顧客獲得のための取り組みとして、P板.comサービス導入セミナー、各種技術セミナーをオンラインで開催し、従来の会場参加型ではリーチできなかった全国各地の新たな顧客層と交渉機会を得た。コロナ禍で開催が見送られていた展示会もオンサイトとオンラインのハイブリッドで再開し、2020年10月からは対面形式での商談が復活した。さらに、国内企業においてDXに対する意識が徐々に浸透し、モノづくりの工程においてもEC活用への関心が高まりつつあり、リスティング広告を強化し、Web検索からの流入拡大を図った。その結果、累計ユーザー登録数は前期末57,403名から60,478名(前期末比5.4%増)となった。また、市場のニーズを捉え社会環境の変化に対応すべく、Web上で注文が完結する次世代プリント基板のラインナップを拡充した。新たなサービスの構築や自社システムの改善を加速させるためにSEを増員し、システム開発力の強化を図るとともに、電子機器の一括受託を行う「P板.com EMS」の本格稼働による事業成長に向け、専門スタッフによる新たな販路開拓とエンジニアリングネットワークの構築を図るなど、安定した財政基盤を背景に、事業拡大への施策を推し進めた。
2021年3月期通期については、2021年1月28日に業績予想の下方修正を発表した。売上高が前期比9.9%減の(前回予想比11.5%減)19.23億円、営業利益が同25.9%減(同27.1%減)の1.82億円、経常利益が同19.5%減(同26.9%減)の1.86億円、当期純利益が同13.3%増(同27.9%減)の1.26億円としている。また、株主に対する公平な利益還元という観点から配当金による直接的な利益還元を充実することが適切であると判断して、株主優待制度を廃止した。未定としていた配当予想については、2020年3月期の実績から1株当たり3.00円増配し、2021年3月期の期末配当金は、1株当たり普通配当8.00円とするとしている。
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