極東貿易---3Qは売上高が378.04億円、ロシアEVバス向けリチウムイオンバッテリー事業が堅調に推移
[21/02/15]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
極東貿易<8093>は10日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.7%減の378.04億円、営業損失が1.18億円(前年同期は4.97億円の利益)、経常利益が同58.0%減の2.08億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.34億円(同2.84億円の利益)となった。
基幹産業関連部門の売上高は前年同期比11.20億円減の122.07億円、セグメント損失は3.47億円となった。新型コロナウイルスの影響により、重電事業において大型案件の納期遅延が継続していることに加え、自動車業界全体が低調に推移したことにより検査装置事業も落ち込んだ。
電子・制御システム関連部門の売上高は前年同期比2.79億円減の75.52億円、セグメント利益は同0.20億円減の1.09億円となった。電子機器事業におけるロシアEVバス向けのリチウムイオンバッテリー事業が堅調に推移したものの、航空電子事業における自動車業界向け温度計測ケーブルが新型コロナウイルスの影響で低調に推移したことに加え、計装システム事業は既に同事業における販売代理業務を終了した中で受注済み案件の計上のみに終始した。
産業素材関連部門の売上高は前年同期比29.70億円減の88.15億円、セグメント利益は同1.74億円減の0.99億円となった。樹脂・塗料事業は、メキシコ現地法人収益は業績に寄与したものの、新型コロナウイルスの影響により自動車業界向け樹脂・塗料が国内外において落ち込んだほか、複合材料事業も航空機業界向け炭素繊維関連製品が低調に推移した。
機械部品関連部門の売上高は前年同期比16.19億円減の92.28億円、セグメント利益は同2.77億円減の0.15億円となった。コア事業であるヱトーのねじ関連事業は、当第3四半期中盤より回復基調にあるものの上半期において建設機械、産業機械向けが新型コロナウイルスの影響を受け大きく落ち込んだ。
2021年3月期通期については、売上高が前期比4.0%減の580.00億円、営業利益が同65.8%減の3.00億円、経常利益が同21.7%減の6.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.8%増の2.50億円とする、2020年9月28日に発表した連結業績予想を据え置いている。
<ST>
基幹産業関連部門の売上高は前年同期比11.20億円減の122.07億円、セグメント損失は3.47億円となった。新型コロナウイルスの影響により、重電事業において大型案件の納期遅延が継続していることに加え、自動車業界全体が低調に推移したことにより検査装置事業も落ち込んだ。
電子・制御システム関連部門の売上高は前年同期比2.79億円減の75.52億円、セグメント利益は同0.20億円減の1.09億円となった。電子機器事業におけるロシアEVバス向けのリチウムイオンバッテリー事業が堅調に推移したものの、航空電子事業における自動車業界向け温度計測ケーブルが新型コロナウイルスの影響で低調に推移したことに加え、計装システム事業は既に同事業における販売代理業務を終了した中で受注済み案件の計上のみに終始した。
産業素材関連部門の売上高は前年同期比29.70億円減の88.15億円、セグメント利益は同1.74億円減の0.99億円となった。樹脂・塗料事業は、メキシコ現地法人収益は業績に寄与したものの、新型コロナウイルスの影響により自動車業界向け樹脂・塗料が国内外において落ち込んだほか、複合材料事業も航空機業界向け炭素繊維関連製品が低調に推移した。
機械部品関連部門の売上高は前年同期比16.19億円減の92.28億円、セグメント利益は同2.77億円減の0.15億円となった。コア事業であるヱトーのねじ関連事業は、当第3四半期中盤より回復基調にあるものの上半期において建設機械、産業機械向けが新型コロナウイルスの影響を受け大きく落ち込んだ。
2021年3月期通期については、売上高が前期比4.0%減の580.00億円、営業利益が同65.8%減の3.00億円、経常利益が同21.7%減の6.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.8%増の2.50億円とする、2020年9月28日に発表した連結業績予想を据え置いている。
<ST>