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トレードワークス---20年12月期は増収、クラウドサービスの継続的な推進と新サービス及び新領域の発掘に注力

注目トピックス 日本株
トレードワークス<3997>は12日、2020年12月期決算を発表した。売上高は前期比6.1%増の21.10億円、営業利益は同13.9%減の1.07億円、経常利益は同14.2%減の1.07億円、当期純利益は同18.0%減の0.73億円となった。

金融ソリューション事業の売上高は前期比6.9%増の19.30億円となった。新型コロナウイルス感染症の影響による案件の一時中断及びリリースの遅延が生じたが、同社が掲げる収益の安定性向上と顧客ニーズに対応したストック収入(月額使用料・保守及びクラウドサービス)が堅調に推移した。損益面については、案件の一時中断やスライドによる減収に伴う利益減などにより減益となった。

FXシステム事業の売上高は前期比0.3%増の1.60億円となった。主力商品の「TRAdING STUDIO」がウェブPC版及びスマートフォン共に、フル機能版をより顧客にフィットしたクライアント・ラインナップを増やしたことにより、顧客ニーズに合わせたソリューションサービスの選択が可能となり、売上高は微増であるものの増収となった。

セキュリティ診断事業の売上高は前期比16.6%減の0.19億円となった。新型コロナウイルス感染症の影響により、既存顧客及び新規顧客への訪問の制限や商談の延期・中止など販売活動に制約が生じたことや、コロナ禍の状況下において一部既存顧客の契約更新の遅れ及び脆弱性診断実施(手動診断サービス)の延期、また脆弱性診断規模の縮小となったため減収・減益となった。

2021年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比18.4%増の25.00億円、営業利益は同114.4%増の2.30億円、経常利益は同113.0%増の2.30億円、当期純利益は同118.2%増の1.60億円を見込んでいる。





<NB>

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