SBSホールディングス---20年12月期は増収増益。3円の増配も発表
[21/02/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
SBSホールディングス<2384>は12日、2020年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.6%増の2,571.92億円、営業利益が同7.7%増の109.60億円、経常利益が同7.0%増の108.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.3%増の68.26億円となった。
物流事業の売上高は前期比0.0%増の2,408.18億円、営業利益は同4.6%減の59.90億円となった。既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得に注力した。事務用機器、百貨店、外食などの企業間物流や、海外事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けたが、即日配送事業において市場拡大を続ける電子商取引(EC)需要の取り込みや、生活物流・ネットスーパーなどの分野における需要拡大が業績の下支えとなった。
不動産事業の売上高は同19.8%増の93.49億円、営業利益は同20.4%増の45.58億円となった。開発事業では、グループの3PL事業を推進するために、顧客の物流ニーズに合った大型倉庫を土地の取得から建設まで一貫して行っている。賃貸事業では、グループで保有する倉庫、オフィスビル、レジデンス等から賃貸収益を得ている。同社は、将来の投資に向け物流不動産を流動化し資金を回収しており、流動化に伴い計上する収益は不動産事業に含めている。当期の物流不動産流動化の実績として、長津田物流センター(神奈川県横浜市)の信託受益権の40%を譲渡し、前期に同物流センターの信託受益権の30%を譲渡したのと比較して収益が拡大した。
その他事業の売上高は同0.7%増の70.24億円、営業利益は同36.7%増の2.54億円となった。主に、人材派遣事業、マーケティング事業、太陽光発電事業及び環境事業であり、人材派遣事業は厳しい状況にある一方で、太陽光発電事業や環境事業が利益を伸ばした。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比47.7%増の3,800.00億円、営業利益が同36.8%増の150.00億円、経常利益が同36.0%増の148.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.0%増の84.00億円を見込んでいる。
また、2020年12月期の期末配当金について、直近の配当予想1株当たり32.00円より3.00円増配の1株当たり35.00円とすることを発表した。
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物流事業の売上高は前期比0.0%増の2,408.18億円、営業利益は同4.6%減の59.90億円となった。既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得に注力した。事務用機器、百貨店、外食などの企業間物流や、海外事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けたが、即日配送事業において市場拡大を続ける電子商取引(EC)需要の取り込みや、生活物流・ネットスーパーなどの分野における需要拡大が業績の下支えとなった。
不動産事業の売上高は同19.8%増の93.49億円、営業利益は同20.4%増の45.58億円となった。開発事業では、グループの3PL事業を推進するために、顧客の物流ニーズに合った大型倉庫を土地の取得から建設まで一貫して行っている。賃貸事業では、グループで保有する倉庫、オフィスビル、レジデンス等から賃貸収益を得ている。同社は、将来の投資に向け物流不動産を流動化し資金を回収しており、流動化に伴い計上する収益は不動産事業に含めている。当期の物流不動産流動化の実績として、長津田物流センター(神奈川県横浜市)の信託受益権の40%を譲渡し、前期に同物流センターの信託受益権の30%を譲渡したのと比較して収益が拡大した。
その他事業の売上高は同0.7%増の70.24億円、営業利益は同36.7%増の2.54億円となった。主に、人材派遣事業、マーケティング事業、太陽光発電事業及び環境事業であり、人材派遣事業は厳しい状況にある一方で、太陽光発電事業や環境事業が利益を伸ばした。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比47.7%増の3,800.00億円、営業利益が同36.8%増の150.00億円、経常利益が同36.0%増の148.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.0%増の84.00億円を見込んでいる。
また、2020年12月期の期末配当金について、直近の配当予想1株当たり32.00円より3.00円増配の1株当たり35.00円とすることを発表した。
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