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タメニー---3Qは売上高が31.00億円、主力の婚活事業は利益率が大幅に改善

注目トピックス 日本株
タメニー<6181>は12日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比50.7%減の31.00億円、営業損失が18.21億円(前年同期は1.46億円の利益)、経常損失が17.43億円(同1.30億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が16.53億円(同0.88億円の利益)となった。

婚活事業の営業利益は第2四半期会計期間に黒字化し、当第3四半期会計期間に利益率が大幅に改善した結果、売上高は前年同期比22.0%減の21.21億円、セグメント利益は同75.7%減の1.51億円となった。カジュアルウエディング事業の売上高は同74.4%減の8.60億円、セグメント損失は9.31億円(前年同期は3.15億円の利益)、その他事業の売上高は同44.8%減の1.26億円、セグメント損失は0.57億円(同0.43億円の利益)となった

領域別セグメントでは、婚活領域の売上高は前年同期比22.7%減の20.02億円となった。結婚相談所が5月後半から回復基調となり、会員向けコーディネートサービス販売も好調に推移した。また、第3四半期は広告展開を絞り込みつつも各種キャンペーンを効果的に実施したことで新規入会者数が前年同期を上回り着地した。一方、従来型の婚活パーティーは開催自粛等により参加者数が同75.4%減となった。

カジュアルウエディング領域の売上高は前年同期比73.8%減の8.96億円となった。スマ婚シリーズの成約施行が第3四半期より回復基調となり、フォトウエディングの成約施行が前年同期を大幅に上回る推移となった。一方、2次会くんは回復に一定の時間を要する状況である。

テック領域の売上高は前年同期比14.3%減の1.34億円となった。コネクトシップの利用事業者が12社となり、第3四半期のお見合い成立件数も前年同期を上回り推移した。また、オンライン婚活では、幅広いニーズに対応したサービスラインアップの拡充に注力した。なお、第3四半期にエン婚活エージェントに対し婚活サービスの運営受託事業を譲渡した。

ライフスタイル領域の売上高は前年同期比49.5%増の0.30億円となった。保険販売でオンラインを活用した提供エリア拡大に努めた。また、取扱サービス拡充に向け、幅広い金融商品を取り扱う有力企業との連携強化を図った。

法人領域の売上高は前年同期比38.3%減の0.56億円となった。企業イベントのプロデュースでオンラインを活用したイベント展開を本格化させ、成約は前年同期を上回る推移となった。また、地方自治体向け婚活支援ではAIを活用した婚活システム「parms」の導入提案や各種婚活イベントの受託提案を積極化させた。なお、企業イベントのプロデュースは施行が第3四半期以降に集中している。

2021年3月期通期については、売上高が前期比41.9%減の47.60億円、営業損失が20.00億円、経常損失が20.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が20.00億円とする、2020年11月13日に公表した連結業績予想を据え置いている。




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