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アイ・エス・ビー---20年12月期は増収・2ケタ増益、過去最高を更新

注目トピックス 日本株
アイ・エス・ビー<9702>は2月15日、2020年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.5%増の244.34億円、営業利益が同37.7%増の16.44億円、経常利益が同39.5%増の17.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同57.0%増の9.94億円となった。

情報サービス事業の売上高は前期比7.8%増の203.95億円、セグメント利益は同29.6%増の13.23億円となった。「携帯端末」は、主要メーカのスマートフォン等の開発機種の絞り込みによる開発費の減少をコンテンツ・アプリ開発により補うべく注力したが、売上高は前年に比べ減少した。「モバイルインフラ」は5G向けの基地局業務の増加により、「組込み」は車載・医療やAV家電での受注が堅調に推移したことにより、「業務システム」は放送系ではコロナウイルス感染症の影響を受けIT投資は減少したものの、既存ユーザーの受託業務の受注増加により、売上高は前期比で増加した。「公共」「フィールドサービス」は、堅調に推移したことに加えスポット業務の受注増加により、売上高は前期比で増加した。

セキュリティシステム事業の売上高は前期比12.1%増の40.38億円、セグメント利益は同101.9%増の3.18億円となった。大型案件の受注獲得や各種施設向けにセキュリティシステムのリニューアル需要を取り込み、販売、納入が堅調に推移した。新型コロナウイルス感染症対応製品のサーマルカメラ等の販売も順調に推移し、「建設キャリアアップシステムCCUS」に対応したカードリーダー等も導入数が増加しており、売上高の増加に寄与した。また、他の新しいサービスも結果が出始めて来ている。

2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の260.00億円、営業利益が同7.7%増の17.70億円、経常利益が同8.0%増の18.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%増の10.70億円を見込んでいる。




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