ポート---3Q累計は増収&進捗良好、先行投資で費用かさむも中長期成長への基盤構築進む
[21/02/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ポート<7047>は12日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)累計の連結決算を発表した。売上高が30.82億円(前年同期比10.7%増)、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)が2.91億円(同43.0%減)、営業利益が1.19億円(同72.8%減)、経常利益が1.37億円(同68.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.92億円(同68.4%減)となった。各指標の、通期予想に対する第3四半期末時点での進捗は、売上高が41.00億〜45.00億円の予想に対して、季節性により第4四半期(21年1月-3月)の業績シェアが高い傾向にある中で68〜75%(前年同期の進捗は68%)、EBITDAが0〜1.00億円の予想に対して大幅に超過、営業利益も1.30億円の損失〜0に対して大きく超過といった好調な状況となった。これを受け、弊社では同社の通期予想の達成確度は高いと考える。
就職領域において、採用ニーズの回復、オンライン就活への対応を背景に業績は第3四半期(20年10月-12月)から前年同水準に回復した。事業利益率は積極的な投資によって低下しているが、その分、コンテンツ投資による会員数や、新規顧客開拓数は順調に増加しており、ともに今後の成長に寄与する見込みだ。
リフォーム領域においては、コロナ禍におけるリフォーム需要増加や、対面型の営業自粛などによるネット申し込み増加を受け、好調に推移した。コンテンツ投資、アカウント投資の体制構築が完了し、第4四半期(21年1月-3月)からは積極的な投資を開始する計画で、この点も今後の成長を支えると弊社は予想する。
カードローン領域においては、消費需要の回復などを背景にカードローン需要が増加した。第2四半期(20年7月-9月)は広告投資によって事業利益率が低下したものの、顧客予算を確保し、第3四半期ではマッチング効率の最適化を背景に利益率が改善した。第4四半期については、再度先行投資を実施する見込みだ。
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就職領域において、採用ニーズの回復、オンライン就活への対応を背景に業績は第3四半期(20年10月-12月)から前年同水準に回復した。事業利益率は積極的な投資によって低下しているが、その分、コンテンツ投資による会員数や、新規顧客開拓数は順調に増加しており、ともに今後の成長に寄与する見込みだ。
リフォーム領域においては、コロナ禍におけるリフォーム需要増加や、対面型の営業自粛などによるネット申し込み増加を受け、好調に推移した。コンテンツ投資、アカウント投資の体制構築が完了し、第4四半期(21年1月-3月)からは積極的な投資を開始する計画で、この点も今後の成長を支えると弊社は予想する。
カードローン領域においては、消費需要の回復などを背景にカードローン需要が増加した。第2四半期(20年7月-9月)は広告投資によって事業利益率が低下したものの、顧客予算を確保し、第3四半期ではマッチング効率の最適化を背景に利益率が改善した。第4四半期については、再度先行投資を実施する見込みだ。
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