キャリアリンク Research Memo(4):2022年3月期業績は、高水準の業績が続く可能性が高い
[21/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
3. 2022年3月期の見通し
キャリアリンク<6070>は2021年度から決算期を3月期に変更するため、2022年3月期は13ヶ月の変則決算となる。決算期変更の理由は、ここ数年で官公庁案件を中心に契約期間が4月から翌年3月までの完成請負案件(売上高及び売上原価は3月に計上)の受注が増加し、事業活動時期とその業績成果が計上される時期の「期ずれ」の影響が大きくなってきたためだ。3月決算に変更することでこうした問題が解消され、当該事業年度における成果が適切に業績に反映されるようになる。
2022年3月期業績の前期比較は難しくなるが、収益水準は引き続き高水準で推移する見通しだ。2021年2月期は官公庁向け大型BPO案件の受注があったため、その反動減を懸念する向きもあるが、2021年も引き続き官公庁向けを中心としたBPO案件は多く、これら案件を取り込んでいくことで、前年並み、または前年を上回る規模の収益を目指す。課題であった中核人材の採用も進んでおり、案件の処理能力も増強されていることが背景にある。
事務系人材サービス事業については、マイナンバーカード関連や新型コロナウイルス感染症対策関連だけでなく、各自治体の窓口業務等についての受注獲得にも注力し、BPO関連事業の拡大を目指す。また、CRM関連事業や一般事務事業についても強化していく方針だ。また、製造系人材サービス事業については、新規顧客の開拓などにより2022年3月期以降の成長を目指していく。注力エリアとしては関東や九州エリアなどが候補となる。また、営業系人材サービス事業については、キャッシュレス決済システムの導入提案業務に、新規業務が加わることで増収が見込まれる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
3. 2022年3月期の見通し
キャリアリンク<6070>は2021年度から決算期を3月期に変更するため、2022年3月期は13ヶ月の変則決算となる。決算期変更の理由は、ここ数年で官公庁案件を中心に契約期間が4月から翌年3月までの完成請負案件(売上高及び売上原価は3月に計上)の受注が増加し、事業活動時期とその業績成果が計上される時期の「期ずれ」の影響が大きくなってきたためだ。3月決算に変更することでこうした問題が解消され、当該事業年度における成果が適切に業績に反映されるようになる。
2022年3月期業績の前期比較は難しくなるが、収益水準は引き続き高水準で推移する見通しだ。2021年2月期は官公庁向け大型BPO案件の受注があったため、その反動減を懸念する向きもあるが、2021年も引き続き官公庁向けを中心としたBPO案件は多く、これら案件を取り込んでいくことで、前年並み、または前年を上回る規模の収益を目指す。課題であった中核人材の採用も進んでおり、案件の処理能力も増強されていることが背景にある。
事務系人材サービス事業については、マイナンバーカード関連や新型コロナウイルス感染症対策関連だけでなく、各自治体の窓口業務等についての受注獲得にも注力し、BPO関連事業の拡大を目指す。また、CRM関連事業や一般事務事業についても強化していく方針だ。また、製造系人材サービス事業については、新規顧客の開拓などにより2022年3月期以降の成長を目指していく。注力エリアとしては関東や九州エリアなどが候補となる。また、営業系人材サービス事業については、キャッシュレス決済システムの導入提案業務に、新規業務が加わることで増収が見込まれる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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