ヨシコン Research Memo(6):「総合街づくり企業」を目指す
[21/03/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■ヨシコン<5280>の中長期成長戦略
中期経営計画「NEXT DOOR_2019」では、グループビジョンに「総合街づくり企業 ヨシコン」を掲げ、重点戦略を不動産3セグメントとマテリアルセグメントの両コアビジネスの更なる成長、各周辺市場の開拓と深耕、ハードとソフトの両面で街づくりを支える企業への変化としている。
具体的には、安定収益源である不動産ストックビジネスの拡大、将来の成長エンジンである新コアビジネスの発掘、生活関連サービス分野などへの事業範囲拡大、事業エリアの拡大、異業種・同業他社・各エリアでの提携・M&A戦略、マテリアル事業における新素材製品の開発などを推進している。
将来の成長エンジンである新コアビジネスの発掘に関しては、不動産証券化事業への取り組みを本格化するため、2018年4月に東海道リート・マネジメントを設立、2021年2月には東海道リート・マネジメントが東海道リート投資法人を設立した。運用対象としてはレジデンス、オフィスビル、商業施設、物流施設などにとどまらず、静岡県の観光資源に注目してホテル・旅館なども対象とするようだ。
不動産関連事業が主力のため物件引き渡しによって収益が変動する可能性があり、マテリアル事業の収益性改善も当面の課題となるが、地盤とする静岡県は開発余地が大きい。中期的に収益拡大を期待したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<NB>
中期経営計画「NEXT DOOR_2019」では、グループビジョンに「総合街づくり企業 ヨシコン」を掲げ、重点戦略を不動産3セグメントとマテリアルセグメントの両コアビジネスの更なる成長、各周辺市場の開拓と深耕、ハードとソフトの両面で街づくりを支える企業への変化としている。
具体的には、安定収益源である不動産ストックビジネスの拡大、将来の成長エンジンである新コアビジネスの発掘、生活関連サービス分野などへの事業範囲拡大、事業エリアの拡大、異業種・同業他社・各エリアでの提携・M&A戦略、マテリアル事業における新素材製品の開発などを推進している。
将来の成長エンジンである新コアビジネスの発掘に関しては、不動産証券化事業への取り組みを本格化するため、2018年4月に東海道リート・マネジメントを設立、2021年2月には東海道リート・マネジメントが東海道リート投資法人を設立した。運用対象としてはレジデンス、オフィスビル、商業施設、物流施設などにとどまらず、静岡県の観光資源に注目してホテル・旅館なども対象とするようだ。
不動産関連事業が主力のため物件引き渡しによって収益が変動する可能性があり、マテリアル事業の収益性改善も当面の課題となるが、地盤とする静岡県は開発余地が大きい。中期的に収益拡大を期待したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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