アイエスビー Research Memo(2):1970年創業、事業領域の拡大とM&A戦略により成長を続ける
[21/03/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 沿革
アイ・エス・ビー<9702>は1970年、汎用系及び業務系のシステム開発・運用を手掛ける情報サービス事業を目的に、(株)インフォメイション・サービス・ビューローとして設立され、その後はソフトウェアの自社開発、受託開発、システム構築(SI)を中心に業容を拡大していった。
1980年代にアナログ交換機の開発を手掛けていた縁でNEC<6701>の自動車電話開発プロジェクトに参画、そこでソフトウェア開発力が評価され「モバイルの ISB」という評価を確立した。その後90年代には三菱電機<6503>、富士通<6702>、ソニー<6758>など携帯電話の開発にも携わることになり、モバイル関連を主要な事業ドメインとした成長を皮切りに、組込みソフトウェア開発やネットワークシステムの構築・保守・運用サービスなどにも事業領域を拡大していった。
2003年にはベトナムにオフショア拠点としてISB Vietnamを設立。2010年代に入るとM&Aを成長戦略の一つとして位置づけ、2012年にソフトウェア開発のノックスデータ(株)を子会社化したのを皮切りに、2014年に(株)札幌システムサイエンス、2015年に(株)インフィックス、2017年に(株)アート、2019年にコンピュータハウス(株)並びに(株)テイクスを相次いで子会社化している。なお、インフィックスは、2019年1月に札幌システムサイエンスと合併し(札幌システムサイエンスが存続会社)、社名を(株)スリーエスに変更している。
株式市場には1990年に店頭登録を行い、株式公開を果たした。その後2004年のジャスダック上場、2008年の東証2部上場を経て、2015年3月に東証1部に上場を果たした。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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1. 沿革
アイ・エス・ビー<9702>は1970年、汎用系及び業務系のシステム開発・運用を手掛ける情報サービス事業を目的に、(株)インフォメイション・サービス・ビューローとして設立され、その後はソフトウェアの自社開発、受託開発、システム構築(SI)を中心に業容を拡大していった。
1980年代にアナログ交換機の開発を手掛けていた縁でNEC<6701>の自動車電話開発プロジェクトに参画、そこでソフトウェア開発力が評価され「モバイルの ISB」という評価を確立した。その後90年代には三菱電機<6503>、富士通<6702>、ソニー<6758>など携帯電話の開発にも携わることになり、モバイル関連を主要な事業ドメインとした成長を皮切りに、組込みソフトウェア開発やネットワークシステムの構築・保守・運用サービスなどにも事業領域を拡大していった。
2003年にはベトナムにオフショア拠点としてISB Vietnamを設立。2010年代に入るとM&Aを成長戦略の一つとして位置づけ、2012年にソフトウェア開発のノックスデータ(株)を子会社化したのを皮切りに、2014年に(株)札幌システムサイエンス、2015年に(株)インフィックス、2017年に(株)アート、2019年にコンピュータハウス(株)並びに(株)テイクスを相次いで子会社化している。なお、インフィックスは、2019年1月に札幌システムサイエンスと合併し(札幌システムサイエンスが存続会社)、社名を(株)スリーエスに変更している。
株式市場には1990年に店頭登録を行い、株式公開を果たした。その後2004年のジャスダック上場、2008年の東証2部上場を経て、2015年3月に東証1部に上場を果たした。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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