エリアリンク---1Q減収も、ストレージ事業が好調に推移し業績を牽引
[21/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
エリアリンク<8914>は28日、2021年12月期第1四半期(21年1月-3月)決算を発表した。売上高は前年同期比18.4%減の53.21億円、営業利益は同1.8%減の7.81億円、経常利益は同1.2%減の7.73億円、四半期純利益は同35.2%増の7.24億円となった。
ストレージ事業の売上高は前年同期比8.5%増の41.36億円、営業利益は同104.1%増の8.28億円となった。「ストレージ運用」は2020年に出店活動を一時停止したことによる影響で、総室数が前期末比204室減少したが、利用申込の獲得は堅調に推移したため、2021年3月末時点の稼働率は83.15%と同2.49%pt向上した。また、コンテナの買戻しによる収益性の向上や、キャンペーンの抑制による値引き率の改善により、営業利益率は10.0%pt向上した。一方、「ストレージ流動化」は「土地付きストレージ」の建築受注2件、販売1件を計上した。
土地権利整備事業の売上高は前年同期比63.0%減の8.34億円、営業利益は同77.7%減の1.33億円となった。前年同期に大型案件の売却があったことにより大幅減収減益となったが、計画を若干上振れる結果となった。
その他運用サービス事業の売上高は前年同期比23.2%減の3.50億円、営業利益は同27.6%減の0.98億円となった。アセット事業は、新型コロナウイルスの影響を受けた一部のテナントからの賃料減額要望等が発生したことにより減収となったが、稼働状況は堅調に推移した。オフィス事業は、好調な稼働率を維持しており、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的としたサテライトオフィス需要を取り込む施策に注力した。また、パーキング事業は、事業の選択と集中の観点から、2021年3月に事業譲渡を行った。
2021年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比12.4%減の197.00億円、営業利益は同9.8%増の25.00億円、経常利益は同11.0%増の24.00億円、当期純利益は同37.1%減の14.00億円とする期初予想を据え置いている。
<ST>
ストレージ事業の売上高は前年同期比8.5%増の41.36億円、営業利益は同104.1%増の8.28億円となった。「ストレージ運用」は2020年に出店活動を一時停止したことによる影響で、総室数が前期末比204室減少したが、利用申込の獲得は堅調に推移したため、2021年3月末時点の稼働率は83.15%と同2.49%pt向上した。また、コンテナの買戻しによる収益性の向上や、キャンペーンの抑制による値引き率の改善により、営業利益率は10.0%pt向上した。一方、「ストレージ流動化」は「土地付きストレージ」の建築受注2件、販売1件を計上した。
土地権利整備事業の売上高は前年同期比63.0%減の8.34億円、営業利益は同77.7%減の1.33億円となった。前年同期に大型案件の売却があったことにより大幅減収減益となったが、計画を若干上振れる結果となった。
その他運用サービス事業の売上高は前年同期比23.2%減の3.50億円、営業利益は同27.6%減の0.98億円となった。アセット事業は、新型コロナウイルスの影響を受けた一部のテナントからの賃料減額要望等が発生したことにより減収となったが、稼働状況は堅調に推移した。オフィス事業は、好調な稼働率を維持しており、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的としたサテライトオフィス需要を取り込む施策に注力した。また、パーキング事業は、事業の選択と集中の観点から、2021年3月に事業譲渡を行った。
2021年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比12.4%減の197.00億円、営業利益は同9.8%増の25.00億円、経常利益は同11.0%増の24.00億円、当期純利益は同37.1%減の14.00億円とする期初予想を据え置いている。
<ST>