大幸薬品---1Q売上32.71億円、感染管理事業は需要低迷により販売が低水準
[21/05/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
大幸薬品<4574>は7日、2021年12月期第1四半期(21年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が32.71億円、営業損失が1.90億円、経常損失が2.32億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.47億円となった。前連結会計年度は決算期変更の経過期間となるため、対前年同期増減率については記載していない。
医薬品事業の売上高は9.00億円、セグメント利益は2.87億円となった。消費者の外出自粛やインバウンド需要消失の状況において、前期から変化は乏しく、主力の「正露丸」「セイロガン糖衣A」は低調な状態が続き、国内向けの売上高は5.96億円となった。海外向けの売上高についても、国内と同様に前期から大きな変化はなく、現地での需要は低水準のまま推移し、3.03億円となった。
感染管理事業の売上高は23.68億円、セグメント損失は0.97億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大はいまだ収束しておらず、消費者の衛生管理意識は前期からの高い状態のまま続いている。一方、新型コロナウイルス流行の長期化による不安度の鈍化や、ワクチン接種が始まったこと等から、昨年同時期に発生した突発的な需要はすでに消失しており、当第1四半期における除菌関連製品の流通在庫は過多の状態で推移した。これらの影響によって国内一般用製品については、前期の需要急増に対して、当第1四半期の反動減は想定より大きいものとなっている。海外向けについては、新規チャネルの開拓を積極的に行ってきたが、主要国(中国、台湾)の流通在庫が日本国内の状況と同様に高い水準にあり、新たな需要促進が進まなかった。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が220.00億円、営業利益が45.00億円、経常利益が44.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が31.00億円とする期初計画を据え置いている。
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医薬品事業の売上高は9.00億円、セグメント利益は2.87億円となった。消費者の外出自粛やインバウンド需要消失の状況において、前期から変化は乏しく、主力の「正露丸」「セイロガン糖衣A」は低調な状態が続き、国内向けの売上高は5.96億円となった。海外向けの売上高についても、国内と同様に前期から大きな変化はなく、現地での需要は低水準のまま推移し、3.03億円となった。
感染管理事業の売上高は23.68億円、セグメント損失は0.97億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大はいまだ収束しておらず、消費者の衛生管理意識は前期からの高い状態のまま続いている。一方、新型コロナウイルス流行の長期化による不安度の鈍化や、ワクチン接種が始まったこと等から、昨年同時期に発生した突発的な需要はすでに消失しており、当第1四半期における除菌関連製品の流通在庫は過多の状態で推移した。これらの影響によって国内一般用製品については、前期の需要急増に対して、当第1四半期の反動減は想定より大きいものとなっている。海外向けについては、新規チャネルの開拓を積極的に行ってきたが、主要国(中国、台湾)の流通在庫が日本国内の状況と同様に高い水準にあり、新たな需要促進が進まなかった。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が220.00億円、営業利益が45.00億円、経常利益が44.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が31.00億円とする期初計画を据え置いている。
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