極東貿易---21年3月期は純利益2ケタ増収、基幹産業関連部門及び電子・制御システム関連部門が増収
[21/05/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
極東貿易<8093>は10日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.9%減の574.05億円、営業利益が同58.7%減の3.62億円、経常利益が同11.6%減の7.34億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.7%増の2.78億円となった。
基幹産業関連部門の売上高は前期比8.52億円増の215.39億円、セグメント損失は同0.74億円減の0.14億円となった。新型コロナウイルスの影響により納期遅延が発生した資源開発機器事業と自動車業界全体の落ち込みの影響を受けた検査装置事業の収益が落ち込んだものの、納期遅延を起こしていた重電事業の大型案件の納入が無事完了した。
電子・制御システム関連部門の売上高は前期比3.22億円増の101.42億円、セグメント利益は同0.42億円減の1.28億円となった。電子機器事業におけるリチウムイオンバッテリー事業に加えて移管事業過程の地震計測機器事業が堅調に推移したものの、コロナ禍による自動車業界と航空機業界の落ち込みを受け航空電子事業が大きく収益を落とした。
産業素材関連部門の売上高は前期比27.48億円減の127.53億円、セグメント利益は同1.87億円減の1.35億円となった。新型コロナウイルスの影響により自動車業界向け樹脂・塗料が国内外において落ち込んだことに加え、複合材料事業においても航空機業界向け炭素繊維関連製品が低調に推移した。
機械部品関連部門の売上高は前期比14.07億円減の129.70億円、セグメント利益は同2.13億円減の1.09億円となった。コア事業であるねじ関連事業は、年度終盤に回復を見せたものの、上半期において建設機械、産業機械向けがコロナ禍の影響で大きく落ち込んだことに加え、ばね関連事業も伸び悩んだ。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が400.00億円、営業利益が8.50億円、経常利益が12.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が8.50億円を見込んでいる。なお、2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載していない。
<ST>
基幹産業関連部門の売上高は前期比8.52億円増の215.39億円、セグメント損失は同0.74億円減の0.14億円となった。新型コロナウイルスの影響により納期遅延が発生した資源開発機器事業と自動車業界全体の落ち込みの影響を受けた検査装置事業の収益が落ち込んだものの、納期遅延を起こしていた重電事業の大型案件の納入が無事完了した。
電子・制御システム関連部門の売上高は前期比3.22億円増の101.42億円、セグメント利益は同0.42億円減の1.28億円となった。電子機器事業におけるリチウムイオンバッテリー事業に加えて移管事業過程の地震計測機器事業が堅調に推移したものの、コロナ禍による自動車業界と航空機業界の落ち込みを受け航空電子事業が大きく収益を落とした。
産業素材関連部門の売上高は前期比27.48億円減の127.53億円、セグメント利益は同1.87億円減の1.35億円となった。新型コロナウイルスの影響により自動車業界向け樹脂・塗料が国内外において落ち込んだことに加え、複合材料事業においても航空機業界向け炭素繊維関連製品が低調に推移した。
機械部品関連部門の売上高は前期比14.07億円減の129.70億円、セグメント利益は同2.13億円減の1.09億円となった。コア事業であるねじ関連事業は、年度終盤に回復を見せたものの、上半期において建設機械、産業機械向けがコロナ禍の影響で大きく落ち込んだことに加え、ばね関連事業も伸び悩んだ。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が400.00億円、営業利益が8.50億円、経常利益が12.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が8.50億円を見込んでいる。なお、2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載していない。
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