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ハウスドゥ---3Qは2ケタ増収増益、フランチャイズ事業が堅調に推移

注目トピックス 日本株
ハウスドゥ<3457>は11日、2021年6月期第3四半期(20年7月-21年3月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比10.4%増の253.51億円、営業利益は同10.9%増の12.66億円、経常利益は同11.4%増の11.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同19.9%増の7.71億円となった。

フランチャイズ事業の売上高は前年同期比10.8%増の23.72億円、セグメント利益が同24.2%増の16.17億円となった。積極的な広告宣伝活動に加え、店舗数の増加に伴う知名度やコーポレートブランド価値、信用力向上が、安定した異業種からの新規参入及び同業種の加盟企業獲得につながっており、新規加盟数は堅調に推移した。また、集客や営業活動にオンラインを積極的に活用したこと等により業務効率及び生産性は向上し、新規加盟契約数は103件、累計加盟契約数は688件となった。また、スーパーバイザーの加盟店フォロー体制の強化や各種新規サービスの拡充を進め、新規開店店舗数は107店舗、累計開店店舗数は607店舗となった。

ハウス・リースバック事業の売上高は前年同期比31.6%減の68.33億円、セグメント利益は同46.4%減の6.67億円となった。エリア拡大及び積極的な広告宣伝・人材投資を継続したことで問い合わせ及び取扱い件数は順調に増加し、新規に598件を取得した。また、キャピタルゲインによる収益拡大のため336件を再売買、処分及びファンドや不動産買取会社等へ売却したことにより、保有不動産は累計486件となり、賃貸用不動産として運用した。

金融事業の売上高は前年同期比17.2%増の8.37億円、セグメント利益は0.94億円(同1.08億円増)となった。不動産担保融資を129件実行し、リバースモーゲージ保証事業での提携は25金融機関に増加し(2021年5月11日現在)、128件のリバースモーゲージ保証を行った。

不動産売買事業の売上高は前年同期比101.9%増の102.95億円、セグメント利益は同212.0%増の7.23億円となった。住宅ローンの超低金利が続く中、消費者の住宅購入に対するニーズは底堅さを維持しており、充実した商品在庫が順調に売却へと進んだことにより、取引件数は同110.8%増の506件となった。

不動産流通事業の売上高は前年同期比4.9%減の14.25億円、セグメント利益は同5.7%増の4.11億円となった。注力事業への人員シフトの中でも実需の堅調な推移に下支えられ、仲介件数は同2.4%増の2,352件となった。

リフォーム事業の売上高は前年同期比2.9%減の19.78億円、セグメント利益は同3.5%減の0.98億円となった。前期に新型コロナウイルス感染症拡大の影響下で受注が減少したことにより、完工件数は同3.3%減の1,335件となったが、足元の需要は回復傾向にあり、契約件数は同8.2%増の1,407件となった。

小山建設グループの売上高は前年同期比9.3%増の16.03億円、セグメント利益は同16.8%減の0.95億円となった。埼玉県草加市を中心に、駅近立地の営業店舗を拠点とした地域密着のネットワークと情報力を活かした営業を展開し、安定収益として不動産賃貸管理及び賃貸収益の獲得、不動産仲介及び売買に注力した。

2021年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.3%増〜14.2%増の339.76億円〜375.32億円、営業利益が同43.3%増〜85.5%増の27.13億円〜35.12億円、経常利益が同45.7%増〜92.2%増の25.00億円〜33.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同60.1%増〜111.3%増の16.50億円〜21.78億円とする期初計画を据え置いている。




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