ジオマテック---21年3月期は2ケタ増収、FPD用基板が堅調に推移
[21/05/17]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
ジオマテック<6907>は14日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比15.7%増の63.06億円、営業損失が0.89億円(前期は12.06億円の損失)、経常損失が0.17億円(同11.59億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が7.01億円(同35.11億円の損失)となった。
FPD用基板の売上高は前期比8.8%増の31.02億円となった。液晶パネル用帯電防止膜やタッチパネル用透明導電膜は、自動車向けはメーターパネルやその他表示器機のフラットパネル化が進んでいることから受注は堅調に推移した。スマートフォン向けは、第3四半期に米国スマートフォンメーカー向けで受注増加があったものの、全体としては液晶パネル関連需要の減速や米中対立による中国スマートフォンメーカーの生産減少の影響を受けるなど厳しい状況で推移した。
その他の売上高は前期比23.4%増の32.03億円となった。カバーパネル向け反射防止・防汚膜は引き続き自動車向けを中心に堅調に推移した。また、その他の薄膜製品も多種多様な製品向けに販売活動に取り組むとともに、当連結会計年度においては、初めて表面加工ソリューション取引を実現した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%増の63.50億円、営業利益が0.10億円、経常利益が0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.36億円を見込んでいる。
<NB>
FPD用基板の売上高は前期比8.8%増の31.02億円となった。液晶パネル用帯電防止膜やタッチパネル用透明導電膜は、自動車向けはメーターパネルやその他表示器機のフラットパネル化が進んでいることから受注は堅調に推移した。スマートフォン向けは、第3四半期に米国スマートフォンメーカー向けで受注増加があったものの、全体としては液晶パネル関連需要の減速や米中対立による中国スマートフォンメーカーの生産減少の影響を受けるなど厳しい状況で推移した。
その他の売上高は前期比23.4%増の32.03億円となった。カバーパネル向け反射防止・防汚膜は引き続き自動車向けを中心に堅調に推移した。また、その他の薄膜製品も多種多様な製品向けに販売活動に取り組むとともに、当連結会計年度においては、初めて表面加工ソリューション取引を実現した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%増の63.50億円、営業利益が0.10億円、経常利益が0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.36億円を見込んでいる。
<NB>