日本コンピュータ・ダイナミクス---21年3月期減収なるも、システム開発事業・サポート&サービス事業が好調に推移
[21/05/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は17日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.5%減の175.63億円、営業利益が同74.1%減の2.42億円、経常利益が同59.2%減の3.88億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同77.5%減の1.45億円となった。
システム開発事業の売上高は前期比4.7%増の74.05億円、営業利益は同16.3%増の9.28億円となった。既存顧客に対するアカウントプランの推進によって、新領域獲得が堅調に推移した。また、旺盛な業務効率化ニーズを背景に、会計シェアードサービスなどの導入が好調に推移した。
サポート&サービス事業の売上高は前期比11.0%増の50.72億円、営業利益は同115.0%増の4.81億円となった。保守・運用コストの削減を図る大手顧客からの受注や、生損保の既存顧客で培ったノウハウ活用による同業他社での新規案件獲得などが寄与した。利益面においては、採算管理の徹底が浸透した。
パーキングシステム事業の売上高は前期比24.4%減の50.60億円、営業利益は同98.5%減の0.13億円となった。駐輪場利用料収入については、時間貸駐輪場における売上高が、第4四半期において前年同期比約15.0%減に留まり、2021年2月1日時点の想定(前年同期比20.0%減)より減少幅が縮小したが、通期においては前期比約25.0%減となった。また、機器販売については、駅や商業施設に併設する駐輪場開設の中止や延期が発生し、大幅に減少したため、売上高は前期比で減収となった。利益面においては、経費削減対策として、集金及びメンテナンス回数の最適化や外部委託業務の内製化などにより、営業利益の減少幅の抑制に努めた。
2022年3月通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.3%増の192.00億円、営業利益が同168.0%増の6.50億円、経常利益が同72.3%増の6.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同209.0%増の4.50億円を見込んでいる。
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システム開発事業の売上高は前期比4.7%増の74.05億円、営業利益は同16.3%増の9.28億円となった。既存顧客に対するアカウントプランの推進によって、新領域獲得が堅調に推移した。また、旺盛な業務効率化ニーズを背景に、会計シェアードサービスなどの導入が好調に推移した。
サポート&サービス事業の売上高は前期比11.0%増の50.72億円、営業利益は同115.0%増の4.81億円となった。保守・運用コストの削減を図る大手顧客からの受注や、生損保の既存顧客で培ったノウハウ活用による同業他社での新規案件獲得などが寄与した。利益面においては、採算管理の徹底が浸透した。
パーキングシステム事業の売上高は前期比24.4%減の50.60億円、営業利益は同98.5%減の0.13億円となった。駐輪場利用料収入については、時間貸駐輪場における売上高が、第4四半期において前年同期比約15.0%減に留まり、2021年2月1日時点の想定(前年同期比20.0%減)より減少幅が縮小したが、通期においては前期比約25.0%減となった。また、機器販売については、駅や商業施設に併設する駐輪場開設の中止や延期が発生し、大幅に減少したため、売上高は前期比で減収となった。利益面においては、経費削減対策として、集金及びメンテナンス回数の最適化や外部委託業務の内製化などにより、営業利益の減少幅の抑制に努めた。
2022年3月通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.3%増の192.00億円、営業利益が同168.0%増の6.50億円、経常利益が同72.3%増の6.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同209.0%増の4.50億円を見込んでいる。
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