三機工業---21年3月期減収も採算性は高水準を維持、特別配当10円を加えた、通期80円の配当還元を実施予定
[21/05/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
三機工業<1961>は14日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.5%減の1,900.67億円、営業利益が同29.7%減の74.98億円、経常利益が同27.0%減の81.96億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.1%減の59.01億円となった。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経営成績への影響について、主たる事業の建設業においても、直接的な影響は他業種と比較し少ないものの、企業収益の悪化を背景とした設備投資抑制の動きが見られる。同社グループにおいても、民間企業の投資マインド低下に伴う小規模営繕工事の中止、延期等の影響が生じており、減収減益の要因となっているが、採算性は高水準を維持している。
建築設備事業の受注高は前期比0.6%減の1,567.68億円、売上高は同9.3%減の1,555.01億円、セグメント利益は同22.4%減の76.77億円となった。ビル空調衛生を主とした大型工事の売上が端境期となったことに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による小規模営繕工事の減少により減収減益となった。
機械システム事業の受注高は前期比24.1%減の78.58億円、売上高は同19.7%減の89.73億円、セグメント損失は3.93億円(前期は3.20億円の利益)となった。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、受注高、売上高、セグメント利益ともに減少となった。
環境システム事業の受注高は前期比18.4%増の287.10億円、売上高は同1.3%増の235.60億円、セグメント利益は同3.9%増の0.20億円となった。受注高は、大型の上下水設備工事を受注したことにより増加となった。
不動産事業の受注高は前期比7.5%増の23.75億円、売上高は同7.5%増の23.75億円、セグメント利益は同40.4%増の7.77億円となった。テナント賃貸収入が増加し、増収増益となった。
2021年3月期の株主還元については、普通配当70円に特別配当10円を加え、通期80円の配当還元を実施予定。また、自己株式は1,000千株の取得及び消却を実施した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.2%増の2,000.00億円、営業利益は同26.7%増の95.00億円、経常利益は同22.0%増の100.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.6%増の70.00億円を見込んでいる。
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新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経営成績への影響について、主たる事業の建設業においても、直接的な影響は他業種と比較し少ないものの、企業収益の悪化を背景とした設備投資抑制の動きが見られる。同社グループにおいても、民間企業の投資マインド低下に伴う小規模営繕工事の中止、延期等の影響が生じており、減収減益の要因となっているが、採算性は高水準を維持している。
建築設備事業の受注高は前期比0.6%減の1,567.68億円、売上高は同9.3%減の1,555.01億円、セグメント利益は同22.4%減の76.77億円となった。ビル空調衛生を主とした大型工事の売上が端境期となったことに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による小規模営繕工事の減少により減収減益となった。
機械システム事業の受注高は前期比24.1%減の78.58億円、売上高は同19.7%減の89.73億円、セグメント損失は3.93億円(前期は3.20億円の利益)となった。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、受注高、売上高、セグメント利益ともに減少となった。
環境システム事業の受注高は前期比18.4%増の287.10億円、売上高は同1.3%増の235.60億円、セグメント利益は同3.9%増の0.20億円となった。受注高は、大型の上下水設備工事を受注したことにより増加となった。
不動産事業の受注高は前期比7.5%増の23.75億円、売上高は同7.5%増の23.75億円、セグメント利益は同40.4%増の7.77億円となった。テナント賃貸収入が増加し、増収増益となった。
2021年3月期の株主還元については、普通配当70円に特別配当10円を加え、通期80円の配当還元を実施予定。また、自己株式は1,000千株の取得及び消却を実施した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.2%増の2,000.00億円、営業利益は同26.7%増の95.00億円、経常利益は同22.0%増の100.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.6%増の70.00億円を見込んでいる。
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