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新興市場銘柄ダイジェスト:イトクロは年初来高値、MacbeePがストップ高

注目トピックス 日本株
<4054> 日本情報C 1976 +91
大幅反発。本日14日の10時頃、月極駐車場オンライン契約サービス「Park Direct(パークダイレクト)」を運営する株式会社ニーリーとの業務提携の実施を発表した。両社のシステム間での月極駐車場物件の満空状況や契約者情報などの自動連携を可能にするシステム連携を図ることが目的のようだ。また、これらのシステム連携によって、不動産管理会社のより一層の業務負荷削減及び不動産業界全体のDX化推進に貢献していくもよう。

<3261> グラン 435 +31
大幅続伸。20万株(1億円)を上限として自社株買いを実施すると午前の取引終了後に発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は5.5%で、取得期間は7月1日から12月27日まで。資本効率の向上を通じた株主への利益還元を図るとともに経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的。自社株買いの規模の大きさが好感され、買いが殺到しているようだ。

<4431> スマレジ 5900 +520
大幅反発。21年4月期の営業利益は前期比12.6%増の8.45億円で着地した。主力サービス「スマレジ」の登録店舗数が9万6000店を突破したようだ。22年4月期の営業利益予想を同29.7%減の5.94億円と発表しているが、前期の倍以上の費用を見込んだ積極的なマーケティングや広告施策を予定しているもよう。また、中期経営計画を上方修正し、24年4月期のARR(年間経常収益)を48.2億円から50.0億円(21年4月期は20.7億円)に引き上げた。

<7095> MacbeeP 6510 +1000
ストップ高。22年4月期の営業利益予想を前期比27.3%増の10.00億円と発表している。新規取引先の獲得や既存取引先との取引規模の拡大に注力する。また、主要取引先の美容業界(EC)や金融業界では新型コロナウイルス感染症の影響が限定的との見方を示している。21年4月期の営業利益は7.85億円(前期比増減率は非開示)で着地しており、アナリティクスコンサルティング事業などが堅調に推移したようだ。

<6049> イトクロ 1362 +249
年初来高値。21年10月期第2四半期累計(20年11月-21年4月)の営業利益を9.62億円と発表している。非連結となったため増減率は非開示だが、連結ベースの前年同期は6.01億円だった。個人向けeラーニングや映像配信講座と個別指導を組み合わせた学習サービスなどの分野でインターネット広告への出稿比率が増加した。通期予想は前期比33.3%増の15.20億円で据え置いており、進捗率は63.3%に達している。

<6787> メイコー 3230 +268
年初来高値。18日付で東証ジャスダックから東証1部に上場市場が変更になると発表している。1部上場に伴い、メイコー株は7月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄となる。このため、指数に連動した運用を目指すパッシブファンドなどの需要を期待した買いが集まっているようだ。同社株は5月28日に年初来高値(3085円)を記録した後に一時下押ししており、押し目買いも入っているとみられる。

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