日ダイナミク Research Memo(7):2022年3月期は増収・大幅増益予想
[21/07/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
1. 2022年3月期連結業績予想の概要
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>の2022年3月期の連結業績予想は、売上高が2021年3月期比9.3%増の19,200百万円、営業利益が168.0%増の650百万円、経常利益が72.3%増の670百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が209.0%増の450百万円としている。
増収・大幅増益予想である。IT関連事業(システム開発事業、サポート&サービス事業)が顧客企業におけるDX(Digital Transformation=デジタル・トランスフォーメーション)への取り組み推進加速を背景として伸長し、パーキングシステム事業もコロナ禍の影響が期後半に向けて緩やかに緩和する見込みとしている。
2.セグメント別動向
IT関連事業のサポート&サービス事業においては2021年3月期に新規受託した日本水産<1332>グループ向けのシステム運用が本格化することも寄与する見込みだ。
さらに、顧客企業においてDXへの取り組み推進が加速しているため、大手企業及び保険会社をドメインとする顧客基盤の拡大、グループ子会社及び地方拠点とのシナジーを生かしたサービスモデルの更なる進化、パートナー戦略強化による新技術・リソースの獲得を推進する。売上規模拡大に加えて、効率化の進展で利益率の更なる上昇を目指す方針だ。
パーキングシステム事業においては、期前半はコロナ禍の影響が残るが、期後半に向けて緩やかに緩和し、大型案件の受注も寄与する見込みだ。
さらにデベロッパー・設計事務所など新たな販路(大型ビル・マンション)開拓も推進する。業界では企業淘汰の動きが強まっているため優良案件のM&Aも検討するとしている。コスト面では、BPR(Business Process Re-engineering=ビジネスプロセス・リエンジニアリング=業務改革)によって固定費を削減し、筋肉質な収益体質への転換も推進する。具体的には業務プロセス・要員フォーメーションの再設計、グループ子会社の役割強化と工事等周辺業務の内製化促進、利用料金体系の合理化(値上げ含む)及びキャッシュレス決済の拡大などを推進する方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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1. 2022年3月期連結業績予想の概要
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>の2022年3月期の連結業績予想は、売上高が2021年3月期比9.3%増の19,200百万円、営業利益が168.0%増の650百万円、経常利益が72.3%増の670百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が209.0%増の450百万円としている。
増収・大幅増益予想である。IT関連事業(システム開発事業、サポート&サービス事業)が顧客企業におけるDX(Digital Transformation=デジタル・トランスフォーメーション)への取り組み推進加速を背景として伸長し、パーキングシステム事業もコロナ禍の影響が期後半に向けて緩やかに緩和する見込みとしている。
2.セグメント別動向
IT関連事業のサポート&サービス事業においては2021年3月期に新規受託した日本水産<1332>グループ向けのシステム運用が本格化することも寄与する見込みだ。
さらに、顧客企業においてDXへの取り組み推進が加速しているため、大手企業及び保険会社をドメインとする顧客基盤の拡大、グループ子会社及び地方拠点とのシナジーを生かしたサービスモデルの更なる進化、パートナー戦略強化による新技術・リソースの獲得を推進する。売上規模拡大に加えて、効率化の進展で利益率の更なる上昇を目指す方針だ。
パーキングシステム事業においては、期前半はコロナ禍の影響が残るが、期後半に向けて緩やかに緩和し、大型案件の受注も寄与する見込みだ。
さらにデベロッパー・設計事務所など新たな販路(大型ビル・マンション)開拓も推進する。業界では企業淘汰の動きが強まっているため優良案件のM&Aも検討するとしている。コスト面では、BPR(Business Process Re-engineering=ビジネスプロセス・リエンジニアリング=業務改革)によって固定費を削減し、筋肉質な収益体質への転換も推進する。具体的には業務プロセス・要員フォーメーションの再設計、グループ子会社の役割強化と工事等周辺業務の内製化促進、利用料金体系の合理化(値上げ含む)及びキャッシュレス決済の拡大などを推進する方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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