ディーエムソリュ Research Memo(2):ダイレクトメール事業とインターネット事業が両輪
[21/07/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社概要
ディーエムソリューションズ<6549>はダイレクトメールとインターネット広告を通じて、顧客企業とエンドユーザー(消費者・企業)をつなぐ事業を行っている。ダイレクトメール事業では、DMの企画から印刷、封入・封緘、配送といった作業をワンストップで展開、単なるDM発送の代行にとどまらず、フルフィルメント※1サービスも提供している。インターネット事業では、SEO※2コンサルティングサービス、コンテンツマーケティング※3、Webサイト制作、運用広告※4などデジタルマーケティングサービスと、バーティカルメディア※5サービスを展開、インターネットマーケティングに関するソリューションを提供することで、顧客企業のWebマーケティングをサポートしている。こうしたダイレクトメール事業とインターネット事業の強みを生かすことで、安定性と成長性を兼ね備えたビジネスモデルとなっているが、さらに両事業の強みとシナジーを背景に、新たなサービスや新規事業にも業容を広げている。
※1 フルフィルメント(Fulfillment):通信販売やECなど無店舗販売において、受注から梱包、在庫管理、発送、受け渡し、代金回収までの一連の業務を指す。
※2 SEO(Search Engine Optimization):検索エンジン最適化のことで、検索エンジンの表示順位基準(アルゴリズム)の解析結果に基づいて、検索エンジンが高い評価をするサイトに最適化すること。
※3 コンテンツマーケティング:既存客や見込み客に対し有益な情報を様々なコンテンツを使って提供することで、広告主の意図する成果に結び付く行動を促すマーケティング施策のこと。
※4 運用広告:ネットユーザーが広告主の意図するアクションを起こすよう、リアルタイムに入札額や広告素材、ターゲットなどを変更・改善しながら続けていく広告のこと。
※5 バーティカルメディア:利用者に有益な情報やサービスを提供する目的で運営する、特定の分野に特化したWebサイトのこと。
足元、新サービス・新規事業のリリースを加速
2. 沿革
同社は、現代表取締役社長の花矢卓司(はなやたくじ)氏と現取締役副社長の福村寛敏(ふくむらひろとし)氏によって、2004年にダイレクトメールの発送代行事業を目的に設立された。比較的新しい会社だが、インターネット事業の立ち上げやメールセンターの開設、SEOコンサルティングサービスの提供など、次々と新しいサービスを取り入れ、業容を拡大している。2017年に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場するとさらに経営を強化、M&Aなどにより立て続けにバーティカルメディアを開設、直近にかけてはM&A・提携などにより新サービスや新規事業の開発に拍車をかけている。なお、コロナ禍の影響は、どちらかというとプラスに働いたようだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<AS>
1. 会社概要
ディーエムソリューションズ<6549>はダイレクトメールとインターネット広告を通じて、顧客企業とエンドユーザー(消費者・企業)をつなぐ事業を行っている。ダイレクトメール事業では、DMの企画から印刷、封入・封緘、配送といった作業をワンストップで展開、単なるDM発送の代行にとどまらず、フルフィルメント※1サービスも提供している。インターネット事業では、SEO※2コンサルティングサービス、コンテンツマーケティング※3、Webサイト制作、運用広告※4などデジタルマーケティングサービスと、バーティカルメディア※5サービスを展開、インターネットマーケティングに関するソリューションを提供することで、顧客企業のWebマーケティングをサポートしている。こうしたダイレクトメール事業とインターネット事業の強みを生かすことで、安定性と成長性を兼ね備えたビジネスモデルとなっているが、さらに両事業の強みとシナジーを背景に、新たなサービスや新規事業にも業容を広げている。
※1 フルフィルメント(Fulfillment):通信販売やECなど無店舗販売において、受注から梱包、在庫管理、発送、受け渡し、代金回収までの一連の業務を指す。
※2 SEO(Search Engine Optimization):検索エンジン最適化のことで、検索エンジンの表示順位基準(アルゴリズム)の解析結果に基づいて、検索エンジンが高い評価をするサイトに最適化すること。
※3 コンテンツマーケティング:既存客や見込み客に対し有益な情報を様々なコンテンツを使って提供することで、広告主の意図する成果に結び付く行動を促すマーケティング施策のこと。
※4 運用広告:ネットユーザーが広告主の意図するアクションを起こすよう、リアルタイムに入札額や広告素材、ターゲットなどを変更・改善しながら続けていく広告のこと。
※5 バーティカルメディア:利用者に有益な情報やサービスを提供する目的で運営する、特定の分野に特化したWebサイトのこと。
足元、新サービス・新規事業のリリースを加速
2. 沿革
同社は、現代表取締役社長の花矢卓司(はなやたくじ)氏と現取締役副社長の福村寛敏(ふくむらひろとし)氏によって、2004年にダイレクトメールの発送代行事業を目的に設立された。比較的新しい会社だが、インターネット事業の立ち上げやメールセンターの開設、SEOコンサルティングサービスの提供など、次々と新しいサービスを取り入れ、業容を拡大している。2017年に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場するとさらに経営を強化、M&Aなどにより立て続けにバーティカルメディアを開設、直近にかけてはM&A・提携などにより新サービスや新規事業の開発に拍車をかけている。なお、コロナ禍の影響は、どちらかというとプラスに働いたようだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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